「三井不動産グループの大規模マンション「パークシティLaLa横浜」で、杭打ち工事に瑕疵があり、マンションが傾いていることが分かって大騒動になっている。」という事で連日テレビニュースで報道されています。
私はもう既に満腹なのですが、毎度の事ですが、トカゲの尻尾きりでお茶を濁そうとしているとか思えません。
特定の人物に絞っているような雰囲気ですが、誰ひとり絶対に同様の事をしたことが無いという声が出てこないことが重要であると思います。
食品の産地偽装なども同根の事象でしょう。
日本人は中国人や韓国人をこの手の行為で批判しますが、蓋を開ければ同じことをしていただけでしょう。
マンションに限らず戸建て住宅などでも施工ミスというか、家が傾いた等のトラブルが起こっています。
そもそも銀行の提供する住宅ローンが「リスク負担」を総て借入者に押し付けたサービスになっていて、銀行がリスクを負わない有利契約になっています。
海外では内装は自分ですることもあるようですが、日本では完成しているのでクロス下の状況や天井裏や床下などの状況すら確認できません。
壁のひび割れや戸や窓の立て付けの悪さなど欠陥なのか経年劣化なのか判断も付きにくいことも少なくありません。
これから工事施工会社の関係した工事を精査しようとしているようですが…。
他者でも多かれ少なかれあるのではないかと勘ぐられても仕方がないのですが、日本人は此処で全数検査をしません。
是が未来に禍根を遺しています。
官公庁の裏金問題でも延々と発覚するのは、対岸の火事と高を括っているからでしょう。
「大手だから安心」という言葉はどこかで聞いた事がありますが、1棟や2棟であれば大手であれば弁済も可能でしょうか、もっと拡大すると大手であっても被害を弁済することは出来ませんよね。
私としてはそれよりも生活が中断されることの方が耐え難いのですが、どうしようもないですね。
役所で建築許可を出したり、完成後に建築確認をしたりと言う行為は責任が無いようですが、それならば放っておけと言いたくなりますし、賠償するとなると税金なので国民としてはやってられないという事になります。
根は深そうです。