(話題、視点、論点)View halloo!!:狐狩りの時の「ほら出たぞー」という掛け声 【Release date:2011年07月08日】







昨今のインターネット上のHTTPS接続の推奨等の動きは悪くないと思うのですが、不安を煽って必要のない閲覧のみのページも巻き込まれていくようです。

私も齢を重ねてまいりました。

寺社仏閣史跡等の訪問レポートを書き溜めているのですが、2022年まで溜まってしまいました。

この際、それまでに死亡すれば別ですが、2022年末をもってサイト閉鎖する決心を致しました。

ありがとうございました。


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真相が知りたい『スピードが落ちた中国版新幹線』


何やらドイツと日本からの技術供与で開発したはずの高速鉄道関連特許を米国で取得しようと申請をしたということで真義に違反しているのではなどと報道されていましたが、私の関心は別のところにあります。

当初は380kmの速度を確保したとしていたのですが、結局は300kmの運用に落ち着いたということですが、日本の技術を転用しても「安全」まで確保されているのでしょうか。

最高速度時の事故は、致命的に成りかねないのですがどう判断されているのでしょうか。

[FT]スピードが落ちた中国版新幹線

中国の鉄道車両メーカー、南車青島四方機車車両(南車四方)のエンジニアたちは昨年、ある訪問者に新型の高速列車を「CRH380」と呼ぶのはなぜかと聞かれて笑った。もちろん営業運転の最高速度が時速380キロに達するからですよ、と彼らは答えた。

■時速300キロへの減速は正解

流線型の新型車CRH380(CRHはChina Railway High―speedの略)は今週、北京・上海間で商業サービスを始める。だが中国の鉄道官僚はこのネーミングを後悔しているかもしれない。

新サービスは世界最速となる時速380キロを記録するどころか、最高速度が時速300キロに制限されるからだ。それでも見事な速さだが、小声で付け加えれば、隣の日本で運転されている最も速い新幹線と変わらないのだ。

-略-

だが筆者が昨年のコラムで指摘したように、安全性への懸念や、380シリーズを生産する南車四方やその他の国内メーカーが最近取得した外国技術にどこまで依存しているかを巡る疑念が、こうした成功に影を落としている。

■安全性削って高速化?

今月、地元メディアに取り上げられた中国鉄道省高速鉄道部門の元幹部、周翊民氏の驚くほど率直なコメントが示している通り、心配しているのはシニカルな外国人だけではない。

周氏は時速380キロという目標と、最近まで中国のほかの幹線で導入されていた時速350キロの営業運転速度は、先に汚職で失脚した劉志軍・前鉄道相の命を受けた危険な「でっち上げ」だと述べた。

中国の政府高官や鉄道車両メーカーは、記録破りとなる運転速度を達成できたのは、日本の川崎重工業、ドイツのシーメンス、フランスのアルストム、カナダのボンバルディアから取得した技術を「消化」し、改善した結果だと主張している。

これに対し、周氏は中国の大手メーカー中国北車(CNR)と中国南車(CSR)の傘下企業がつくった鉄道車両が、実は単に原型の「安全性のマージンを食いつぶす」ことでスピードを上げただけだと話している。

-略-

■乗り心地を評価する日本人も

中国の高速鉄道がどれほど危険なのか判断するのは難しい。今年に入り、北京―上海線のために予算計上された3000万ドル近い資金が昨年、不正流用されたことが明らかになった。手抜きが安全性を損ねるリスクを考えると、安心できる材料ではない。

-略-

さらに中国の路線は日本の新幹線ほど運行頻度が高くない。何しろ日本では、ピーク時に新幹線が3~4分間隔で東京―大阪間の本線を走っている。「中国の鉄道サービスが15分、あるいは20分間隔である限りはたぶん問題ないのではないか」とこの幹部は語っている。

中国政府は乗客を安心させようと苦心しており、国営メディアは「十分な検査データ」を示し、列車の安全性は「完全に保証されている」と報じている。

■安全優先が将来につながる

安全性が真剣に考慮されていることを示す最も重要なサインは、盛光祖・新鉄道相が運転速度の引き下げをいとわなかったことだろう。国家の威信にかかわる計画を抑制することの微妙さを考えると、これはばかにならない判断だ。

-略-

しかし盛氏の命令は順守されるべきであり、高速鉄道に対するより慎重なアプローチのきっかけとならなければならない。信号システムと管理システムを統合して検査し、高品質なインフラをつくり上げるには時間が必要だ。

国内での確かな実績は、将来海外で成功するための最善の基盤になる。中国の高速列車産業はゆっくり急ぐべきだ。

By Mure Dickie(翻訳協力 JBpress)』

(2011/6/30 0:00:日本経済新聞(2011年6月29日付 英フィナンシャル・タイムズ紙):http://www.nikkei.com/biz/world/article/g=96958A9C9381959FE0EBE2E1E28DE0EBE2E4E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;p=9694E3E7E2E0E0E2E3E2E6E1E0E2)

なんとも言えませんが、福島第一原子力発電所の現状を見ていると、ランニングコストが小さくても、一旦事故が発生すると補償金等の費用の発生によって、企業の命運が尽きかねないと言う事を目の当たりにしました。

日本の新幹線が開業以来、人身事故の絡む事故を起こしていないということは、運用コストも安く済んでいるということです。

恣意的に算出されたコストで評価されるのではなく、事故発生率なども重要な要因となるのでしょう。

技術をパクッタとか盗んだということよりも、安全に運行できるほうが安くつきますし、信用も信頼も築き上げられるということであると思います。

人の為にトランスポーターに利用される船や航空機等に代表される乗り物は、安全であることが第一に要求されるものであると思います。


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【中国】