(話題、視点、論点)View halloo!!:狐狩りの時の「ほら出たぞー」という掛け声 【Release date:2011年06月26日】







昨今のインターネット上のHTTPS接続の推奨等の動きは悪くないと思うのですが、不安を煽って必要のない閲覧のみのページも巻き込まれていくようです。

私も齢を重ねてまいりました。

寺社仏閣史跡等の訪問レポートを書き溜めているのですが、2022年まで溜まってしまいました。

この際、それまでに死亡すれば別ですが、2022年末をもってサイト閉鎖する決心を致しました。

ありがとうございました。


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興味津々『解読不能の奇書「ヴォイニッチ手稿」』


「ヴォイニッチ手稿」なるものについては、かなり興味深い話です。

解読不能の奇書「ヴォイニッチ手稿」の年代が特定される

ほかのどこでも見られない謎の文字で記され、何語で書かれているのか何が書かれているのかも不明な古文書「ヴォイニッチ手稿」。本文と関係あるのかすら不明な色鮮やかな多数の不可解な挿絵の魅力もあり、1912年にイタリアで発見されて以来、古書マニアや暗号マニアの心をくすぐり続けてきました。

これまでこの「ヴォイニッチ手稿」は14世紀から16世紀ごろに作成されたと考えられてきたのですが、アリゾナ大学で行われた質量分析により、その年代が特定されたそうです。

詳細は以下から。

UA Experts Determine Age of Book 'Nobody Can Read' | UANews.org

「ヴォイニッチ手稿」は1912年、ローマ近郊のモンドラゴーネ寺院で発見され、発見者である古書商ウィルフリッド・ヴォイニッチにちなんで「ヴォイニッチ手稿」と呼ばれています。ヴォイニッチは謎の手稿の正体を突き止め内容を解読しようと奔走したのですが、発見から18年後に亡くなるまで、その内容はおろか年代すら突き止めることができませんでした

手稿はラテンアルファベットに似た文字や、既知のどんな文字にも似ていないような文字の混じった特殊な人工文字によって書かれていて、各文字や文字列の登場頻度などを分析した統計的手法により、でたらめな文字列ではなく確かに意味を持つ文章列であると判断されているのですが、発見から1世紀近く経た現在もなお解読されていません。

公衆浴場で入浴する人々のようにも見える絵。描かれている人物(らしきもの)はみな全裸のため、服装から時代を特定することもできないそうです。

現在はイェール大学付属バイネキー稀書手稿ライブラリに所蔵されているのですが、アリゾナ大学の物理学科の准教授Greg Hodgins博士らはイェール大学に協力を得て手稿の羊皮紙のサンプルを得、加速器質量分析により「ヴォイニッチ手稿」の年代を1404年から1438年と特定しました。これまで有力視されていた16世紀前半という説より100年古かったということになります。

イェール大学の稀書ライブラリ職員Christine McCarthyさんが見守るなか、慎重にサンプルを採取するHodgins博士。4つのページからそれぞれ1片ずつ、約1mm×6mmの小さな羊皮紙のサンプルを切り取ったそうです。

アリゾナ州ツーソンの研究室へ持ち帰った羊皮紙には人間の指の脂や本をとじるための接着剤などあらゆる「汚れ」が付着していると考えられるため、まずそれらを徹底的に除去したのち、燃焼により純粋な炭素のサンプルを得ました。これらの炭素を加速器にかけ、炭素14の割合を調べることにより、その年代を特定することに成功したそうです。

地球上の炭素原子のほとんどは、陽子が6個・中性子が6個の炭素12なのですが、陽子6個・中性子7個の安定同位体である炭素13も1.1%程度存在します。陽子6個・中性子8個の放射性同位体である炭素14はそれよりさらに少なく、100億個のなかに1個存在する程度(0.00000000012%)。炭素13は炭素12より中性子1個分重く、炭素14は炭素13よりさらに重いので、質量分析によりその存在比を調べることができます。

植物や動物などの体の中の有機化合物中の炭素は、光合成や食事・排せつなどにより常に入れ替わっているため、生きている間は炭素14が炭素原子のうちほぼ100億個に1個という割合を保っているのですが、死んで炭素の供給が絶たれると、生きている間に蓄積した炭素のうち、放射性のある炭素14は半減期5730年のペースで減っていきます。これにより、木なら切られてから何年たったのか、動物の骨なら死後何年たったのかという年代を測定できるというわけです。「ヴォイニッチ手稿」に使われている羊皮紙は動物の皮からできているので、炭素による年代測定が可能でした。

今回は手稿に使われた羊皮紙の年代が特定されたわけであり、手稿が書かれた年代が特定されたとは言えないのですが、美術史家などによる分析では、インクや絵の具の色はルネサンス当時に入手可能だったものと一致しているそうです。「インクの放射性炭素から年代を測定することができれば理想的なのですが、これにはいくつかの難題があります。まず、インクは羊皮紙の表面にわずかな量しかなく、十分な量の炭素のサンプルを得ることは困難です。さらに言えば、羊皮紙の炭素を混じらせずインクの炭素サンプルだけを分離することは現在の技術では不可能です。また、炭素ベースではなく鉱物を砕いた顔料のインクの場合は、無機物でありそもそも炭素を含みません」とHodgins博士は語っています。

緑や赤、青などの彩色部分はほとんど炭素を含まない顔料が使われているようです。文字を書いたインクが炭を溶いた炭素ベースのものであっても、羊皮紙からはがしてサンプルを採取することは困難であり、貴重な古書を破損することになってしまいます。

これまでさまざまな分野の人々がヴォイニッチ手稿の歴史や意味を探ろうとしてきましたが、物理学者であるHosgins博士も、その謎には魅了されるそうです。

「年代を特定する以外のことは専門外ですが」と前置きした上で、「何が書かれているのかは誰にもわかりません。穴のあいた紙をかぶせて読む古代の暗号の手法のように、書かれていることのほとんどは全く意味をなさないという可能性もあります。錬金術にかかわるトピックのようにも見えますが、手稿が暗号であれば、秘密主義な錬金術の伝統には一致するでしょう。そして何よりも面白いのはこれらの挿絵です。一体何が描かれているのでしょうか?植物でしょうか?海洋生物でしょうか?天文学にかかわる何かでしょうか?誰にもわかりません」とHosgins博士は語っています。「ある人物の非常に興味深い頭の中をのぞき込むことのできる窓として、手稿はこの上なく魅力的なものです。誰も解いたことのないパズルに、魅了されない人なんているでしょうか?」

なお、この「ヴォイニッチ手稿」の各ページの高解像度画像を以下から見ることができます。挿絵を見て書かれた内容を想像するだけでも面白いかもしれません。』

(2011年02月14日:Posted by darkhorse_logg:http://gigazine.net/news/20110214_voynich_ams/)

いろいろと興味深いことばかりなのですが、「誰が何のために、何を書いたのか。」という単純な疑問が解けないことが重要であるということでしょうか。

個人的には実際に見てみたいと思います。

世の中には、面白い興味をひくことがまだまだ山のようにあるようです。