(話題、視点、論点)View halloo!!:狐狩りの時の「ほら出たぞー」という掛け声 【Release date:2009年12月15日】







昨今のインターネット上のHTTPS接続の推奨等の動きは悪くないと思うのですが、不安を煽って必要のない閲覧のみのページも巻き込まれていくようです。

私も齢を重ねてまいりました。

寺社仏閣史跡等の訪問レポートを書き溜めているのですが、2022年まで溜まってしまいました。

この際、それまでに死亡すれば別ですが、2022年末をもってサイト閉鎖する決心を致しました。

ありがとうございました。


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「外需」という概念の正しい理解


2009年12月11日の日本経済新聞の「大機小機」というコラムで『「外需」概念の混乱』というテーマが扱われていました。

さすがに経済新聞を名乗るだけのことはあります。

私自身も自分の怪しい経済用語の理解を正すのに非常に役立っていると思います。

「日本経済の成長パターンを外需主導型から内需主導型に変える必要がある。」とあたらこちらから様々指摘があり、評論家諸氏やテレビニュースなどでも、ほとんどの方が賛同しているように思えるということです。

私も、国内景気の回復には、経済の法則から言って、お金の循環を強化する意味でもと思っていました。

「外需」の概念のよく見られる誤った理解

  1. 多くの人は「輸出」と「外需」を同義と見ているようだが、この二つの概念はまったく異なる。
  2. 多くの人が外需寄与度が高いことが「輸出にリードされた経済成長であり」、内需の寄与度が高いことが「内需がリードする経済成長だ」と考えているようだがこれも誤り。
  3. 多くの人は、内需にリードされた経済成長を実現するために、輸出には力を入れず、内需の振興に力点を置くべきだと考えているようだが、これもまた誤りである。

使用している数字等は、2009年12月11日の日本経済新聞等を参考にしています。

なんとも、「目から鱗」というか、きちんとした理解をしないとハチャメチャな議論になるという典型であると思います。

第1に関しては、『経済成長率を内需と外需に分けるときの「外需」は

外需 = 輸出 ー 輸入

であり「輸出」ではないということです。』

第2に関しては、『外需とは「輸出 ー 輸入」なのだから、輸出が増加して内需が増加しない場合(つまり輸出にリードされた成長)であっても、輸入が輸出と同じように増えれば、外需の寄与度はゼロとなり、一見「完全内需主導型の経済」となってしまう。

同様に、輸出が増えなくても、輸入が減少すると外需の寄与度が高くなり、一見「輸出主導型の経済」となってしまう、』

第2に関しては、『これは高度成長期の成長の姿を見ると解りやすい。

1956−1970年度の高度成長機の平均経済成長率は9.6%であり、これを寄与度に分解すると内需寄与度が9.9%、外需寄与度はマイナス0.2%であって、これだけで判断すると日本の高度成長は完全に内需主導型であったように見える。

しかし、この期間の輸出は14.6%もの高い伸びであったということで、高度成長は輸出にリードされたことになります。

では、なぜ外需の寄与度がマイナスになったのかというと、輸出も15.4%もの高い伸びであったということです。

解説では、高度成長期は輸出が大いに伸びて所得を生み出し、その所得が内需を拡大させて輸入も増加したということであるという結論になっています。』

なるほど、経済不況期からは経営者が利益を社内留保に回して、所得の減少になり、経済も悪化していることが克明になったように思います。

やはり、人件費コストが競争力を亡くしたといいますが、従業員に対しても賃金の分配率を低く抑えてきた経営が誤っていたと私は理解します。

結論として『輸出、内需、輸入の三者が同時に増加することこそが新の意味での内需主導型の経済成長をもたらすのである。』としています。

となると、内需主導と言い放っている人たちの恣意性を感じます。

年寄りの貯蓄を当てにするのではなく、産業界での経済を活発にするのが一番ということのようです。

大企業の経営者こそ、不況の原因であるということが理解できると思います。