(話題、視点、論点)View halloo!!:狐狩りの時の「ほら出たぞー」という掛け声【Release date:2007年08月27日】







昨今のインターネット上のHTTPS接続の推奨等の動きは悪くないと思うのですが、不安を煽って必要のない閲覧のみのページも巻き込まれていくようです。

私も齢を重ねてまいりました。

寺社仏閣史跡等の訪問レポートを書き溜めているのですが、2022年まで溜まってしまいました。

この際、それまでに死亡すれば別ですが、2022年末をもってサイト閉鎖する決心を致しました。

ありがとうございました。


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安宅コレクション 安宅英一の眼


大阪中之島にある「大阪市立東洋陶磁美術館」で「安宅英一の眼」という会館25周年記念の特別展が開催されています。私は陶磁器なんて眼力もないので見ても素の価値は解らないのですが、割引券を本屋で貰ったので訪問してみることにしました。

気温が36度を越える暑い中で、現在ではこんな会社は認められませんが、安宅産業株式会社が事業の一貫として収集したと説明されています。まあ、多種多様なコレクションが展示されています。大半はヒビが入ったり欠けたりといったもので、素人にはまったくその良さが理解できませんが、白磁の器と2点の国宝には眼を奪われてしまいました。

青磁や白磁やそのた数多くの陶磁器を並べてあるのですが、素人の私には食傷ぎみで今ひとつ理解を越える作品が展示されており、これは好きな人でないと理解できないのかと思っていましたが、白磁の一品と国宝2点には他と異なる存在感がありました。

青磁と言っても私の意識の中のイメージにある青磁の色をした一品は殆ど無く、燻んだような青緑色というのか、いまひとつ私のイメージに合致するような作品は少なかったのですが、国宝の「飛青磁花生」は、なんとも言えない見事に私のイメージを上塗りするような色合いを出した素晴らしい作品です。

もう一品の国宝は「油滴天目茶碗」です。金で口の部分を縁取られ、何と表現するのでしょうか、点描が散りばめられた素晴らしいものです。やはり国宝というのはこれは・・・といって絶句するような作品がやはり国宝に指定されているということがよく理解できました。

ところで、ここ「大阪市立東洋陶磁美術館」は、1977年に安宅産業株式会社が行き詰まった際に住友銀行を中心に住友グループ21社がこの「安宅コレクション」を大阪市に寄贈したものだそうです。そう云えば聞いたことのあるような気がしました。よくもこんなに集めたりというのもありますが、住友グループの太っ腹ぶりも感嘆に値するものですね。

面白いと思ったのは、来館者の多くが特別展は熱心に見ていましたが、常設展は素通りであることでした。なんなんでしょうね。天王寺の大阪市立美術館でも思いましたが、常設展示品もおかしなものではないのですが、彼らは何回も見ておられるのでしょうか。

この美術館の成り立ちを考えると、常設展示品も「安宅コレクション」なんですけどね。どこの美術館や博物館でも思うことなんですが、どーも日本人の視野って狭いですね。枠品に群がって睨みつけているだけのような気がします。一品ずつを丁寧に見るのも良いのですが、少し離れた所から眺めてみたいのですが、なかなかかないませんね。

何故、魅力があり取り付かれるのかは、国宝をじっくりと眺めてみると理解できるような気になりましたが、なんとなく自分には縁遠いものを感じてしまいました。素晴らしい物はやはりそれなりの存在感があるということを再認識しました。