(話題、視点、論点)View halloo!!:狐狩りの時の「ほら出たぞー」という掛け声【Release date:2007年08月01日】

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アメリカンスタンダード


アメリカ合衆国の意思決定の基準は、当然「アメリカ合衆国にとって得か損か。」であります。しかし、この結論は相手国にとっては当然「ダブルスタンダード」になります。あるときは都合良くて、また別の決定は非常に不満が残るのです。双方の利害が常に一致するものではありません。これはビジネスにとっても同じでしょう。常に安いところから購入するということを原則にしていても、やはり内輪に緩い決定をするのが当然でしょう。常に内輪向けの決定をすることはできません。

現実を見ると、アメリカがここ数十年の間に起こした武力による問題解決の方法は全て泥沼に落ち込んでいます。世界の盟主では無くなったということは紛れもない事実ですが、それに盲従している日本政府は世界の各国からどのように見られているかを再認識すべきですね。「湾岸戦争」ではとんでもないくらいの戦費を負担しながら、何にもならなかったばかりかどぶに捨てたようなものです。

イスラエルとパレスチナの戦いも全く出口の見えない扮装になっています。ソマリアも結局、内戦が収拾するどころか、日本では報道されませんがひどい状況であるようです。ここの子供たちは戦果の中で大人にまで成長しているのです。アフガニスタンもしかりです。タリバンを壊滅することは二次的な目的であった筈ですが、オマル氏を追跡する中で中途半端な攻撃にしかならず、結局未だに結末を迎えることもできずに、核保有国である隣国のパキスタンに政情不安を招いています。今秋に期限をむかえる「テロ特措法」はこの攻撃に燃料を補充しつづけているのですから、日本は何をしているのでしょうか。

イラクの場合はもっとひどいことになっていますね。実際この国で普通の生活は望めそうにありませんし、おとなしくしているから安全ということもまったくありませんね。内戦状態になると、国連軍がそれを押さえつけられないのはソマリアでも実証されていますし、東チモールもインドネシアから独立させましたが、結局は政情不安のまま推移しているだけですよね。民主主義も平和の騎士では無いということでしょうか。

結局、武力での解決はあり得ないというのが結論ではないでしょうか。国情を見定めないと相手が弱くなれば力を持つ者が武器を持っているので、武力で権力を奪い取ろうとするんですよね。誰かが日本の「戦国時代」のようなものだとおっしゃていましたが、誠にその通りであると思います。こんな国に武力で介入するのは、保たれていた微妙なバランスを大きく壊すだけで平和的な解決のはならないのは明らかであると思います。

中東地域は「原油」という資源を大量に保有する国であり、アメリカの戦略上非常に重要な位置付けとなっています。日本も同様ですが、それに対してフランスやロシアや中国はうまく立ち回って漁夫の利を得ようとしているのに、日本の戦略はアメリカ合衆国に盲従するばかりで何ら成果をあげられていないのは日本国民の理解するところに至っていないのは寂しい限りですね。

兎に角、アメリカ合衆国の決定が、徐々に日本の利益に反するようになってきているのは事実ですし、アメリカ合衆国も中国の事情に眼を向け出しているので、重心が日本から離れつつありますね。この後に及んで、アメリカに金を出すより、国連にもっと拠出して日本の比重を高めてしまうとかいう戦略は取れないのではないでしょうか。ヨーロッパの各国と連携してアフリカを抑えてしまうような戦略は取れないのでしょうか。

溝を掘ったり、壁を作る必要は無いと思いますが、別のところに視点を移していくべき時ですよね。自民党も大敗したことですし、そろそろ政権を交代させて日本の未来を描き直すべき時期に来ていると思います。「美しい国」ではなく、もっとスマートに行動できる国になりたいものですね。