(話題、視点、論点)View halloo!!:狐狩りの時の「ほら出たぞー」という掛け声【Release date:2007年06月28日】







昨今のインターネット上のHTTPS接続の推奨等の動きは悪くないと思うのですが、不安を煽って必要のない閲覧のみのページも巻き込まれていくようです。

私も齢を重ねてまいりました。

寺社仏閣史跡等の訪問レポートを書き溜めているのですが、2022年まで溜まってしまいました。

この際、それまでに死亡すれば別ですが、2022年末をもってサイト閉鎖する決心を致しました。

ありがとうございました。


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電話がおかしいぞ!!


電話がおかしいですね。最近、IP電話のサービス停止や、CATV関連の電話のサービス停止が新聞紙上を賑わしています。そもそもIP電話って、電話からIP(インターネットのプロトコルの場合Ethernetを利用してデータをパケットに変換する。)で送り出しているわけではありませんね。TA(ターミナルアダプタ)が付いていますよね。この装置が、「きも」ですね。ここで、双方向でアナログのデータとディジタルの変換して電話機側とインターネット側を結んでいるのです。

そもそも、電話というのは両端を直接交換機を通して回線を占有して通話をしていました。その昔、自動化する前は、オペレーターが、交換台でAさんとBさんをジャックで接続して、回線を設立させることによって、AさんとBさんは話をすることができました。都会では早くから自動交換機を導入して、AさんがBさんに付与された電話番号をダイヤルすることにより、交換機が空いている経路を選択して接続することにより、回線を設立させて通話を実現していました。

電話機端末の数が増加してくると、オペレータが接続するために介在するということは、人数も必要になるし、物理的にジャックで接続することも不可能に近くなりますね。ジャックは差し込むためのそれぞれの受け皿が必要で、せいぜい、100回線程度の接続でも、目前に、100個の穴があることになり、そこから任意の2つの穴をジャックにより接続するのですから、数が増加すれば増加するほど複雑になり、一人のオペレータが扱える範囲が限られてしまいます。そのために、電信電話公社(電電公社:NTTの前身)は、自動交換機の導入を進めてきました。

自動交換機も、A型(アメリカ製)やH型(ドイツ製)というステップバイステップ(Step by Step)という交換機が導入されました。これは、電話番号一桁毎に接続装置があり、まさにダイヤルと同期して回線を選択する仕組みでした。ひとつひとつのステップ毎に接続していくのでステップバイステップと呼ばれていたのですね。動きをスムーズにするために油をさしたり、分解してオーバーホールを実施したりしていました。この交換機には故障すると”11”に継ってしまうという弱点があり、”0x-xxxx-xx11"と末尾の2桁が”11”の電話番号は、基本的に電電公社が使用するということになっていました。お客様に迷惑がかかりますから、この番号は、希望してもなかなか販売しなかった経緯があります。

ステップバイステップの後には、クロスバー交換機が導入されました。縦と横に金属の線が張られており、空いているスイッチ同士を磁石で押し付けることにより、回線を設定して、通話路を設定するものです。この頃の映画で、強拍電話の逆探知シーンによく登場しています。交換機の設置されている部屋は、結構、照明があるのですが接続しているポイントが見づらくて、逆探知には大変時間がかかりました。また、電話番号やサービスの設定にはジャンパー線と呼ばれる線で接続して回路を作成していました。この電話番号を実際の接続されている収容位置(現在で言うIPアドレスのようなもの)に変換する部分だけを電子化した交換機も登場しましたが、容量の大きな交換機では処理能力の問題から、電子化できない時代でした。まだまだ、コンピュータの性能が十分では無かった時代です。

次に、電子交換機が誕生していきました。電話番号を解析して回線の経路を決める部分がコンピュータかされました。コンピュータといっても現在のみなさんが認識しているものとは、ほど遠い代物で、入力は、パンチカードやテープにタイプライタで穴を開けて、ドラム(ハードディスクやメモリではありません。)に、書き込んでといった現在の方々には想像も付かない代物でした。但し、クロスバーの回路部分が大幅に小型化されたので、交換機の設置場所が大幅に縮小されました。実は、電電公社はこの時、既に次世代のディジタル交換機を開発していました。電気通信研究所は、結構優秀で、世界の最先端であったのです。アメリカの視察団は、電子交換機より、ディジタル交換機に注目したという話を聞いたのを覚えています。

ディジタル交換機の登場で、交換機の世界は様相を一変させました。交換機の設置エリアが飛躍的に少なくて済むようになりました。ビルの中のほとんどを交換機が占領していた時代は終了しました。横幅80cm、奥行き60cm、高さ180cmの金属性の箱が20個もあれば、3万端子(3万回線)ほど収容可能で、クロスバー交換機の時代の接続音もなくなり、なんとなく耳に付くような耳鳴りのような音が少しするだけの世界になりました。受話器を上げた時に聞こえるダイヤルトーン(Dial tone:「ツー」という音)や話し中のビジートーン(Busy tone)や呼び出しのリングバックトーン(Ring back tone)が、大きな信号装置で作られていた時代から、モジュール(巷ではパッケージ)1枚で数万のお客様に提供することが出来るようになりました。この時には、自動化と同じように、耳の遠い人には、前の3種類の音が大変聞こえにくくて、苦情をたくさん受けましたが、人間とは恐ろしいもので1週間もすれば慣れてしまうのか、ビタッと苦情が止まったのを記憶しています。通話品質も格段に良くなり、ディジタル化により、雑音といった故障も交換機の中では発生しなくなりました。

この問題点の本質は、本来無料のトラフィックパケットに有料のパケットを載せている、通信会社の責任が大きいですね。パケットの管理なんて行わないインターネット上で、様々なプロトコルを考え出して、パケットを管理して課金しようなんて姑息なことを考えだして、鼻高々なんでしょうけど、結果は見ての通りです。ダメなんですよね、本来の仕様を逸脱した仕組みを、パラサイト(寄生虫)のように利用して、金を稼ごうとしてうまくいかないのでしょう

無料のSkypeでは、このような事象が無いのが何よりも結論では無いでしょうか。Skypeのサービスの課金は、インターネット上では無く、それぞれのゲートウェイで実行されていますから、このようなことは起こりません。せこいことを考えずに定額でサービスを実行すれば良かったし、パケットを管理して課金しようとするなんて無謀なことを考え出さなければ、もっと単純なシステムでサービスを展開できるのに、気がつきませんかね。