(話題、視点、論点)View halloo!!:狐狩りの時の「ほら出たぞー」という掛け声 【Edit:2010年02月19日】
慶応義塾大学の研究チームが、デジタルカメラなどで利用しているメモリーカードのデータ転送速度を30倍以上にする新技術を開発したと発表しました。
これは耳より情報であると思います。
接触端子を通じてデータを送る従来のメモリーカードと異なり、無線で通信するということです。
大容量の動画像ファイルを快適に別のデジタル機器に移せるようになるということです。
早期の実用化を目指すということですので期待も高まります。
現在のSDカードに代表されるデータカードは、カードの一辺に並んだ端子から記録データをパソコンなどに送ります。
設置できる端子の数に限りがあり、端子から静電気が入ってカードが故障するのを防止する回路も必須となり転送速度を高めにくかったということです。
高解像度の動画像などが普及して、大幅な速度向上が求められています。
慶応義塾大学の黒田忠宏教授らはコイルに発生させた磁界を通して無線でデータを送る方式を採用し、無線信号に効率よくデータを乗せ、従来の約30倍の毎秒2.5Gbでデータ転送に成功しました。
無線を使用するとカード面の全体を通信に活用することができ、今後毎秒10Gbまで高速化が可能としています。
静電気を防ぐ回路も不要となることで通信時の消費電力も従来の10分の1まで下がります。
SDカードなどの代替技術として実用化を目指すということです。
私は転送速度云々も興味がありますが、スロットが不要になる可能性があるということでもあると思います。
SDカードなどでよく利用しているUSB端子を利用した場合のデータ転送速度は、「USB1.1でFull Speed(FSモード)12Mbps」「USB2.0でHigh Speed(HSモード)480Mbps」「USB3.0でSuperSpeed(SSモード)5Gbps」ですから、USB3.0を越える転送速度を準備しないと、この高速機能は無駄になってしまいます。
「USB3.0」などという仕様が必要になるのでしょうか。
無線での送受深部が、USBに関係なくPCに用意されると、スロットを利用することがなくなるということも考えられそうです。
ところで私は写真用には数GbクラスのSDカードよりも高価になってしまった512MbのSDカードをわざわざ探して利用しています。
HDDなどに転送するのにかなりの時間を費やしますし、フォルダーを開く時間が待てないので、写真は512Mb程度が扱い易いのです。
データ容量が大きくなると、クラッシュ(破損)などの時に失われるデータの量が半端ではなくなります。
2重ではなく3重のバックアップが必要になってきます。
期待の新技術です。
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