(話題、視点、論点)View halloo!!:狐狩りの時の「ほら出たぞー」という掛け声 【Edit:2009年10月13日】
大阪市福島区玉川に鎮座する恵美須神社(えびすじんじゃ)です。別称は、「野田のえびすさん」といいます。
広い境内に典型的な「恵比寿神社」の立派な建築物が並んでいます。
それにしても、大阪市内としては結構広い神社に数えられるのではないかと思うくらい広い境内地のように思います。
『恵美須神社畧記
由緒
社傳に依れば永久元年十一月二十日當地開發最初の地に大神を勧請し氏神崇め奉りしもの之れ當社の期限なり
天文二年兵火に羅り小祠を建て、奉祀せしが、元亀元年、三好山城守社殿を造営し厚く崇敬せらる
境内
當地開發最初の地にして、往時は巨樹鬱蒼たる森林にして、紫藤之に交り一帯を野田藤と称し、難波名所の一として其名遠近に聞ゆ』
藤の季節に来たかった理由が「野田藤」なのですが、藤棚らしきものはないようです。
『東門 石造狛犬
狛犬台石には「かち網中」・安永八年(1779)と刻まれ、かち網魚の仲間三十六名の名前が列記されています。
かち網魚とは三隻の船をそれぞれ二人が操り、二隻が左右に分かれて鵜網を川中に張り、二人が川中を歩行して網を広げ魚を捕獲したことにより「かち(歩行)網魚」と言われ、主に鯔(ぼら)、鱸(すずき)を獲っていました。
当神社の氏子地域である野田村は海浜に近く漁業に従事するものが多く、野田村全人口(2160人)の内、約三分の一が漁業に関わっていました。』
『神域拡張
昭和初期、当神社の敷地面積は約六百坪でした。
宝の市大祭や夏祭りの参拝者が増えるにつけ、狭隘をかこつ声が強まってまいりました。
そんな中、皇紀二千六百年(昭和十五年)を記念しての神域拡張が計画されました。
神社の裏側は大阪市の小公園でしたので、これを買収するべく市に交渉、幸いにも大阪市の承諾を得ることができました。
早速、氏子有志による神域拡張奉賛会が組織されその熱意と努力により必要な資金が調達され、昭和十七年多年の宿願が成就、現在のような約千坪の敷地面積が拡張されました。
この歴史的事業を永久に語り継ぐ為、ここに築山を設け、大自然石で「神域拡張記念碑」を建立しました。
裏面には、総代名、並びに高額寄付者が銘記されています。
その中に松下幸之助「松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)創立者」のお名前が刻まれていますが、松下幸之助氏は、当神社の氏子総代を大正十三年から大正十五年並びに昭和三年から四年の延べ五年間勤められました。
この時に恵比須大神のご神徳を感じられ、会社の重要な行事である経営方針発表会を宝之市大祭(戎祭)の良き一月十日に毎年実施され、現在も受け継がれています。』
なるほど、面白い歴史です。
河内平野から大阪市内(摂津)の神社を回って、「えびす」神社の多さに改めて驚きました。
ニュースで扱われるのは、何が違うのでしょうか。
募集期間:2010年7月上旬から下旬【間もなく一次終了です。】
まずは家の近くの祭りや大売出しなどの各種イベント情報を提供してください。関連ページ(話題)
関連ページ(大阪市の神社)