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日本国内最高性能スパコン受注


富士通が独立行政法人日本原子力研究開発機構から、日本国内最高の演算性能となるスーパーコンピュータ(スパコン)を受注したというニュースが駆け巡りました。

企業の情報システムで使用される「パソコン(PC)サーバー」2157台を一つのシステムとして汲み上げ、従来の国内最高性能機の1.4倍の能力を実現する。

富士通が納入するのは、181.6テラフロップス(1秒あたりの浮動小数点演算の回数が1兆=テラ)以上の性能で、現在、日本国内首位の海洋研究開発機構が持つNEC製の122.4テラフロップスを上回ります。

2009年6月に発表された世界スパコン性能ランキングでは15位に相当し、原子力機構からの受注金額は約60億円とし、核融合のシミュレーションなどの用途で2010年3月に稼働予定です。

個人的には、15位の上海コンピュータセンターに負けることはできないという「面子」の問題のような気がしますが、それであれば、8位のテキサス大位を目標にすべきではないのでしょうか。

世界のスーパーコンピュータ性能ランキング

1 ロスアラモス国立研究所
(米国)
IBM(米国) 1105.0
2 オークリッジ国立研究所
(米国)
クレイ(米国) 1059.0
3 ユーリヒ総合研究機構
(ドイツ)
IBM(米国) 825.5
8 テキサス大学
(米国)
〔PCクラスター型〕
サン・マイクロシステムズ(米国) 433.2
10 ユーリヒ総合研究機構
(ドイツ)
〔PCクラスター型〕
ブル(フランス) 274.8
14 キング・アブドラ工科大
(サウジアラビア)
IBM(米国) 185.1
(15相当) 日本原子力研究開発機構
(日本)
富士通(日本) 181.6
15 上海コンピュータセンター
(中国)
光(中国) 180.6
22 海洋研究開発機構
(日本)
NEC(日本) 122.4
 

使用している数字等は、2009年07月16日の日本経済新聞等を参考にしています。
演算性能はテラフロップス。

富士通は年に2ー3件のスパコンを受注してきたが、PCサーバーを連携させた「PCクラスター型」型パソコンを中心に事業を展開する。

演算性能では世界首位を突っ走っていた日本のスーパーコンピュータ産業なのですが、国家プロジェクトからNECと日立製作所が離脱し瞑想ぎみであり、各企業間での温度差が目立ち始めています。

それにしても、世界のトップとはあまりにも大きな開きとなってしまいました。

こういう技術的な開発については、継続的におこわなれることが重要で、座を明け渡した後は追尾もできなくなる可能性が大きいのですが、どういう展望があるのでしょうか。

いやはやどうなることやら。