(話題、視点、論点)View halloo!!:狐狩りの時の「ほら出たぞー」という掛け声 【Edit:2009年05月26日】
ノーベル経済学賞受賞者、米プリンストン大学のポール・クルーグマン教授が日本に来て様々な発言をしています。
ニュース報道によると、『ノーベル賞経済学者のポール・クルーグマン教授は与謝野財務・金融・経済財政相と対談した際、定額給付金の支給について「0点だ」と辛口の評価を行った。』と書かれています。私にはやっぱりかとしか思えませんが、そもそもが公明党の言いだしたこの政策バカみたいですね。
『15兆円規模の日本の経済危機対策について積極的な財政出動の必要性では同教授も同意したが、2兆円の定額給付金については0点というきびしい評価。その理由について同教授は、「定額給付金は他の国で失敗している。米国では歴史的にみて給付金は使われず、ほとんど貯金に回された」と説明し、「なぜ日本が実施するのか理解できない」と日本政府に対し疑問を投げかけた。
また経済の先行きについては「最悪の状況は脱したものの、いつ退院できるかはわからない。5年、10年先になるかもしれない」と語った。
クルーグマン教授は2008年にノーベル経済学賞を受賞、昨年末に発生した世界金融危機を事前に予測し、警告していたことで世界から注目を集めた。日本に対しては、過去にデフレ不況に対する日本政府や日本銀行の対応の遅さを繰り返し批判してきた経緯がある。』と報道されているのですが、そうなると事前に予告することぐらいできないのかという疑問が沸きます。
それにしても、私もかなり心配しているのですが、「大不況去ってドル暴落へ」という『世界経済の「急速な下降局面」は終わり、その影響でドルが打撃を受ける可能性があるとの認識を示した。 』ということのなのですが、私もかなりの確率で発生すると思います。
その時に日本は再度大きな痛手を受ける可能性があることは誰も否めません。
金融財産は、すべて価格が大幅に下がる可能性が高いのです。
クルーグマン教授はもっとショッキングな言い方で、『「中国はドルを買い過ぎた。今になって、このままでは大量の損失が出ると心配し始めている」と述べた。』ということなのですが、実は中国に続くのは日本です。同じように痛い思いをするのは日本なのです。
クルーグマン教授は『「米国のデフォルトという考えは依然として極めて空想的だと言わざるを得ない」と語った。米国の債務水準に関しては「懸念している」ものの、米政府には「大きな増税余地」があると指摘した。』と云っていますのでこの部分は信じたいところです。
また、「We really owe the Japanese an apology(日本に謝らなければならない)」とも発言していますが、『真意は、米国政府でさえ実行できないような難しい注文を日本政府に厳しく要求したのは申し訳なかった。そう謝罪したくなるぐらい今の米国政府の政策対応の鈍重さが情けない、という自嘲的なニュアンスを込めた教授一流の辛辣な皮肉だったのである。』ということです。
衣類炉意見はあると思いますが、最後に『米国における失業率の急上昇を見ると、日本の失われた10年などまだましな方だった。我々(米国)は日本よりも下手(な政策)を打っている。』と締めくくっているのは少し笑ってしまいます。
しかしながら、自民党の補正予算については、経済に良い影響を及ぼさないことは明らかであり、15兆円分の効果も生み出さないばかりか、将来の数百兆円の負担になるのではないでしょうか。
米国債を大量に引き受けている日本が、「ドルの暴落」による大損失を発生させてしまうような気がします。
郵貯の残高からいくらの米国債を購入しているのでしょうか。危ないような気がするのですがどうでしょうか。
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