(話題、視点、論点)View halloo!!:狐狩りの時の「ほら出たぞー」という掛け声 【Edit:2009年02月22日】
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『2009年2月20日のニューヨーク株式市場で米金融大手シティグループの株価が急落し、一時、前日終値比36%安の1.61ドルまで下落した。』というニュースが飛び込んできました。
遂に破綻の扉が開くのでしょうか。先のGMとクライスラーの米国自動車業界に既に7兆円異常も注ぎ込んで新たに2兆円の要求を突きつけられている米国民と決定した米政府にとって痛い追い討ちとなりそうです。
2月19日の日経新聞の「十字路」と言うコラムにバンク・オブ・アメリカに買収されたメリルリンチ証券のジョン・セイン氏の執務室のゴミ箱が1400ドル(14万円)であったことが話題として取り上げられていました。
人間の金銭感覚が狂うということは、際限のないものなのでしょうか。
あのね、100円均一のゴミ箱を買って、毎日捨てても四年間かかるゴミ箱ですよ。ふざけるなと言いたくなりますが、この価格のゴミ箱ってどのようなものか見てみたいものです。
漆塗りのゴミ箱でもこの価格になるのでしょうか。不思議な限りです。
ウォール街の非常識の象徴としてバッシングされたそうです。執務室の改装費にも120万ドル(約1億2千万円)支払っており、経営状態から見ても不適切な支出であったと謝罪して、全額自腹で会社に戻し入れたと書かれています。
バッシングを受けなければそのままであったことを考えるとそら恐ろしくなります。
自動車業界首脳も、ワシントンに金を貰いに行くのに自家用飛行機できたと叩かれてみたり、金銭感覚の欠如に対する米国民の怒りは私にも理解できます。
この筆者である住友商事理事の高井啓之氏は、セイン氏は礼儀の正しい有能な人であったとしていますが、バブルに浮かれたウォール街では贅沢が当たり前になっていたのだろうと書いていますが、断罪していない点で指摘すれば同類なのでしょうか。
今回の金融危機を招いた関係で、支援を受けた会社の銀行経営者の報酬の上限が50万ドル(約5000万円)に制限されたと記されています。なんとも理解し難いのですが、数十億円から数百億円の報酬が普通であったのですから相当なダウンです。
彼らが投資先がなくて、先物市場に垂れ流した結果、原油価格も1バレル140ドル台に達したり、していましたが現在では40ドル以下になり、急騰の前に戻っています。これがやはり実勢価格なのでしょう。
様々な資源の価格が低下し落ち着けば、いずれは実体経済も落ち着いてくるのでしょうが、狂気のような無駄遣いがなくなれば、世界経済の成長率も落ち着いてしまいますので、現在の苦境を脱出するのは大変になるのではないでしょうか。
いずれ落ち着くのは当然なのですが、その前にそれぞれの生活が破壊され尽くすのではないでしょうか。
まともに経済を勉強したことのない私でも、経済にもっとも必要なのは、人から人へと物と金が交換されていくことが大切であることが理解できます。
ダンピングではなく、それに見合った価格で取引されなければいずれその商品は立ち消えになることは間違いありません。
さてさて、金銭感覚の麻痺した人たちの次の一手は何なのでしょうか。
またぞろおかしな物が出てくるのではないでしょうか。
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