(話題、視点、論点)View halloo!!:狐狩りの時の「ほら出たぞー」という掛け声 【Edit:2008年07月02日】
「8020運動(はちまるにいまるうんどう)」とは、満80歳で20本以上の歯を残そうとする運動のこと。平成元年から厚生労働省や日本歯科医師会により推進されています。
『なぜ、あえて8020という数字を掲げたのか、 その理由は…… 智歯(親知らず)を除く28本 の歯のうち、少なくとも20本以上自分の歯があれば、 ほとんどの食物を噛みくだくことができ、 おいしく食べられるからです。 つまり、 “高齢になっても20本以上自分の歯を保ちましょう” というのが、その主旨です。』(ホームページから)
『この運動を、国民運動としてさらに発展させていくために、歯科に関係のある各種団体、企業の協力のもと平成12年12月1日、厚生大臣(現厚生労働大臣)の許可を得て設立されたのが「(財)8020推進財団」。 その事業活動は、8020運動の推進はもとより、 口腔と全身との関係に関する情報の収集・提供・調査研究などを主な柱としています。』(ホームページから)
私はこんな運動のことは知りませんでした。しかし、実際には1989年に厚生省が提唱して、運動が展開されてきたようです。以下の表を参考にしてください。
| 1989年 (H元) |
厚生省 「8020運動」を提唱。 |
|---|---|
| 1991年 (H3) |
歯の衛生週間で重点目標に「8020運動」を掲げる。 |
| 1992年 (H4) |
WHO「口腔保健の最近の進歩」に関する専門家会議報告書に日本の8020運動が記載される。 |
| 1993年 (H5) |
厚生白書で 「8020運動」を紹介。 |
| 1997年 (H9) |
厚生白書で 「健康づくりと8020運動」 を紹介。 |
| 2000年 (H12) |
厚生省 「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21) 」を推進。 財団法人8020推進財団設立(12月1日) |
| 2005年 (H17) |
「健康日本21」中間報告 |
| 2006年 (H18) |
平成17年歯科疾患実態調査結果で、80歳で20本以上の歯を有する者の割合が20%を超えたと発表。 |
使用している数字等は、2008年07月02日にパンフレット「8020推進財団のご案内」等を参考にしています。
しかし、最近データベースの整理をしていて、歯科医師会のホームページアドレスが「8020」なんて付くのが多いのと、各ページにそれぞれ「8020運動(はちまるにいまるうんどう)」について書いているので何だろうと思ったのです。
私はこの間、毎年一回は歯科医院にお世話になっているのに知りませんでした。それに、こんなの歯科医師会の全国組織が音頭をとってやれば良いと思うのですが、厚生労働省が音頭をとり、尚且つ財団法人まで設立しているのは天下り先となる前提なのでしょうか。
現在のところ、役員名簿にそれらしい名前は見当たらないようですが、実際のところはどうなのでしょうか。
最近は、官公庁から特定独立行政法人や機構、民間関連会社だけではなく、「財団法人」や「社団法人」も天下り先になっているのではないかなんて思ってしまいますね。残念です。
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