(話題、視点、論点)View halloo!!:狐狩りの時の「ほら出たぞー」という掛け声 【Edit:2008年06月02日】
政府がアフガニスタン復興支援で検討している陸上自衛隊派遣を実現しようと画策しています。これって同考えても憲法違反なのですが、日本人にはこの様な問題に対する感性が欠けているようです。
当然なのですが、イラクで航空自衛隊が物資輸送に協力していることも、インド洋で海上自衛隊が窮していることも憲法違反です。裁判所でもそのような判決が出ています。
政府与党は、このような司法の判断さえも無視して、自衛隊の海外派遣を拡大しています。四川大地震でも、テント等の物資輸送に、自衛隊機での輸送を画策しましたが、中国国内の世論によって押し返されてしましました。
評価するような論評を出している人もいますが、これは明らかに誤りです。良いことであればという発想が日本人の頭の中に蔓延しているようですが、根本的にきちんと論理的に考えるようにトレーニングされていないことの証明ではないでしょうか。
「核抑止力」を唱える人は、日本が広島と長崎に原子爆弾を落とされて、多数の国民が犠牲になったことをどのように考えているのでしょうか。人間は「話し合い」で解決できる唯一の動物であることを忘れてはいないのでしょうか。
武器を持つと使いたくなるのが人間の性であり弱いところであると思います。その結果が白鳥を殴り殺してみたり、花をなぎ倒してみたりと、ろくなことをしません。この武器は、自動車であったり、傘であったりと通常は武器と思えないもので実行しているのです。
当然ですが、アフガニスタンに自衛隊が派遣されるということは、自分の未を守るためであったとしても、武器や兵器を携えていくのですから、イラクの際のように、武器使用がなかったと評価するようなものではありません。
なしくずし的に、自衛隊の海外派遣を拡大していくと、いずれ軍備としての自衛隊という議論が再燃してくることは間違いありません。災害復興に出てくる自衛隊の姿を見て勘違いしてはならないと思います。自衛隊の最大の仕事は「敵と戦い、国を守る」ことであり、国民を守ることではないことは、沖縄の自決強要についても理解できるでしょう。
今になって、「沖縄の自決強要」はなかったと主張する人が多数でてくることは情けないことです。自分がしていなかっても、事実としてそのようなことがあったのは本人たちも認識しているはずなのです。
せっかくの平和憲法は「世界」の各国ではかなりの評価を受けていることを確認して、自衛隊の役割について見直すべきであり、災害復興や国際協力についてはそのような組織をきちんと整備することが期待されます。そうすることで、日本はもっと国際貢献ができるのではないでしょうか。
最近の動向を見ていると、まさに危険がいっぱいです。海外へ自衛隊を派遣して何をしようとしているのでしょうか。
このような実績作りには、国民からの「NO」の意思表示が最も重要です。日本国民はこのような意思表示もできない国なのでしょうか。お隣の韓国では米国からの牛肉輸入再開に、あれほどの国民の反対運動が起こっています。見習うべきは見習う必要があります。
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