(話題、視点、論点)View halloo!!:狐狩りの時の「ほら出たぞー」という掛け声【Edit:2007年09月23日】

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日本の歴史の謎


「古代史 封印された謎を問く(PHP研究所発行)」関裕二氏の著書を読んでみました。全くもって納得のいく内容を楽しく読み進むことができました。確かに歴史は、裏と表が存在しますよね。当然、勝利を握ったものの歴史が記録されていくわけです。日本と連合軍が戦った太平洋戦争も、日本からの視点と連合軍からの視点は対立することは事実ですし、結果的に戦争というものか勝利したものが優位な歴史観を共有しようとします。敗戦でも為政者の都合の良い歴史が構築されていきます。

営々と天皇家が継続してきたというのも、それぞれの滅亡した側の歴史観なんて、今から辿ることも不可能かもしれません。勝者が自分にとって都合の悪い文書を保存するわけがありません。抹殺しようとするのは当然の帰結であると思います。

歴史の勉強をする場合に、いつの時点で何かが起こって、それが起こる原因と結果があるわけですが、記録として残す者の立場によって180度違う見方になることもあります。記録する者の主観が入りますし、都合の良いように残すわけですよね。忠臣蔵なんて、歴史観より、芝居の台本が本当のようになっているような気がしてなりません。

天皇制にもの申すわけではありませんが、血脈が営々と受け継がれているなんてことを喧伝する必要もないでしょうし、そもそも、純粋の日本人なんて一体どこにいるtのでしょうか。というのが疑問の挟まれる余地も無い事実であると思います。シルクロードを経て日本に到着したのは物だけではなく、当然、それを運んだ人もいるに違いないと思うのですが、彼らは全てとって返したのでしょうか。

しかし、歴史学者のみなさんの見識の浅さにも驚かされますよね。60年少し前の沖縄の集団自決の描写さえも、自民党政権にとって何が都合悪いのかしりませんし、生き証人もいるにも関わらず、教科書から削除されてしまいました。こんなことを繰り返すから、中国や韓国に歴史観に対する批判を受けるのではないでしょうか。靖国神社の問題も良く聞いてみると、A級戦犯の合祀を問題にしているのであり、彼らが合祀されていなければ何も言ってこないのではないでしょうか。どうなのでしょう。

それよりも、数年前ぐらいに大騒ぎになっった、「ゴッドハンド」の偽発掘調査については、全てクリアされたのでしょうか。全部、偽物だったのでしょうか。検証は為されたのでしょうか。認めてしまった人たちは自分たちの誤りをきちんと整理できたのでしょうか。私が「怪しい」と思ったのは、騒ぎになる少し前に、三脚を建てた建物後が見付かったという報道のあったときでした。直径2m程度の円周上に3つの柱後があり、それで生活していたというものです。これは実は不可能なのです。

実際に建ててみると理解できるのですが、便所にもなりません。寝ることは不可能です。柱の長さを長くしても済むためには無理です。雨避けや緊急のシェルター程度には利用できますが、ブルーシートの掘っ立て小屋の方が住環境は遥かに優れているのです。このサイズでは絶対に定住はできないのです。新聞を読んでいた同僚にこんなニュースが掲載されているといわれたときに、私は即座に「便所ちゃうんか。」って言ったのです。

ところが学者のみなさんたちはいとも簡単に大発見だと位置付けてしまったのです。彼らの罪は重いと考えられませんか。学校教育でこういうような事が教科書に掲載されると、歴史観が誤ったままになります。それだけ大きな影響を与えていることを理解して欲しいのです。関裕二氏の著書もある意味では、そのまま飲み込むような人が読むと恐いなって感じが少ししますが、歴史を見る視点では誤っていないと思いますし、中々の迫力です。

発掘のような動かしがたい資料でもこの有様ですから、記録として記述された物が全て正しいという見方をすることは誤りですよね。社会保険庁の記録を見ても明らかでしょう。平安時代と呼ばれる以前の歴史は、日本という国の建国の足がかりとしてはもっと様々な研究がなされても良いのでしょう。都合の悪いことは隠すのは人の世の常ですから、残された物からその裏側にある都合の悪く隠された物が、意外と重要な役割を担っていた可能性を感じます。