奈良市今辻子町にある西照寺に掲示されていた『聖句』です。

一切衆生はみな同一仏性なり
すべての生きるものは、仏となれる
仏性を持っている
そこには何の差別もない
出家者であろうが、
在家者であろうが、
そこには何の差異もない
叡尊上人「聴聞集」より
金言や箴言や聖句に解説は必要ありません。
どう理解するかは、読んだ人の知性の結果であると思います。
人によって感じるところが異なるのは当然でしょう。
「こう書いてあるから、こういう意味だ」ではなく、もっと意味の幅も広いものであり、個々人の人生にどう生きるかはその人次第であると思います。
じっくりと味わってください。