奈良県桜井市三輪にある久延彦神社に掲示されていた『聖句』です。

日本に伝わる知恵の言葉
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
知らないことを聞くのは、その場では恥ずかしいけれど、聞かないで知らないままでいれば、一生恥ずかしい思いをして過ごすことになる。
わからないことがある時は、思いきって質問しよう。
もともとは茶道の心得。
茶会での出会いは、たとえ同じ人と今後別の茶会で会うことがあるとしても、こうしてあなたと会っている時間は二度と巡ってこない、たった一度きりのものと思って相手に誠意をつくしなさいという教え。
金言や箴言や聖句に解説は必要ありません。
どう理解するかは、読んだ人の知性の結果であると思います。
人によって感じるところが異なるのは当然でしょう。
「こう書いてあるから、こういう意味だ」ではなく、もっと意味の幅も広いものであり、個々人の人生にどう生きるかはその人次第であると思います。
じっくりと味わってください。