
奈良県奈良市東向中町にある「東向辨財天」です。
近鉄奈良駅東口の階段を登ると行基像のある噴水がありその先に東向商店街が南北にあります。
少し南に進むと東へ登る坂があり登りきると興福寺に辿り着くのですが、途中にこの「東向辨財天」が鎮座しています。
数えきれないくらい上り下りしているのですが全く気付いていませんでした。
閉店しているようですが、向かいの喫茶店にも何度も来ていました。
人は興味を持たないと目の前にあるのも見えないという事ですね。
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元々東向商店街は、道の西側にしか店舗が無く全ての店が東向きであったという事です。
理由は「興福寺」にお尻を向けられないということです。
これこそ2017年に流行った「度忖」が大昔からあったという証拠ですね。
日本社会の意味不明の行動や風習や習慣は「度忖」から来ていることが多いような気がします。
<そろそろ整理できることは整理すべきなのでしょうね。/p>