
奈良県奈良市陰陽町にある「鎮宅霊符神社」です。
鎮宅霊符神社という号名から、安倍晴明と関係が深いのかと思ったのですが、少しばかり違うような気がします。
関連する説明書きが掲示されているのですが、内容が少しばかり専門的というか、理解しやすく書かれているようですが、知識が無いと難しいような気がしました。
奈良町から西方一帯を廻っているのですが、初めての訪問で驚きばかりです。

永久五年(1117)に社壇を建立し「元妻記」に「南都四箇陰陽師之に勤仕す」とあり、陰陽師の鎮守として祀られた。
『鎮宅霊符神社
御祭神 天之御中主神
「古事記」では、高天原に出現した三神の中で最初に現れた神であり、不動の天帝 北極星の神霊であろうとされている。
宇宙創造神、又神仏習合説、妙見信仰の神
御神徳は、天下泰平、国家安穏、五穀豊穣、災禍除き福運を呼ぶ。
また、境内社は住吉神社で、住吉三神を祀っている。
ユーモラスな顔つきの狛犬は、慶應三年(1867)の銘がある。
当社「御札」は、産土神 御霊神社社務所にて授与いたします。』
※ 境内掲示より
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興福寺や春日大社方面には数えきれないくらい訪問しているので、土地勘があり細い道でも迷うことなく位置取りが出来ます。
この周辺は意外にも初訪問なので位置取りが難しいというが本音です。
訪問して良かったという印象深い散策となりました。