
奈良県山辺郡山添村的野にある「的野阿弥陀磨崖仏」です。
すぐ北にある地蔵菩薩立像摩崖仏は説明板も立っていて気付いたのですが、この摩崖仏の存在する道路にはそう大きくない石燈籠があり、何でこの場所にと不思議には感じていました。
地図を眺めていて「的野阿弥陀磨崖仏」の表示があったので確認に来ました。
ネットで説明されていた通り、川を挟んだ岩に半肉彫りされているようですが、生い茂った葉に見え隠れしているようです。
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石燈籠をよく見ると竿には「阿弥陀如来」と刻まれています。
地蔵菩薩立像摩崖仏は見通しの範囲にあるのですが、昔からこの周辺に人が住んでいたという事でしょうか。
比較的傾斜の緩いこの場所であれば、川沿いに道があったとしても不思議ではありません。
南下すれば名阪国道の小倉・針方面に至ります。
興味深い地です。