
奈良県奈良市南市町に鎮座する「南市恵毘須神社〔春日大社末社〕」です。
猿沢池から直ぐ南側の住宅街の中に鎮座しています。
地図を見ているとすぐ北側に「八王子四之室神社」や猿沢池畔には「采女神社」も鎮座しています。
猿沢池には鯉や亀や鼈がいるので子供を連れてよく言ったのですが、記憶を手繰るとこの周辺に来たことはありません。

南市恵毘須神社
御祭神
事代主命(えびす様)御祭事
例祭 一月五日(初戎)
秋祭 十月二十日
月次祭 毎月五日

御由緒
南市は鎌倉時代に開かれたとされ、高天市や北市とともに南都の三市と呼ばれ、正月五日に初市が行われていました。
その頃から当神社は市場守護神として栄えてきました。
祭礼は正月五日の初市に行われ、俗に「五日えびす」といい、大和の数ある「えびす祭」の中でも最も賑わったと伝えられています。
現在も、招福と商売繁盛の神様として知られ一月四日に宵えびす執り行っています。
尚、大和の伝統には子供の好きな神様との伝承もあります。
奈良市南市町二十八番地鎮座』
※ 境内掲示より
大阪では「十日えびす」が主流でしたが違うのですね。
これは興味津々です。