
奈良県奈良市北市町に鎮座する「北市恵比須神社」です。
もっと大きな神社を想像してやってきたのですが、道を曲がって鳥居が見えたので間違いないなと訪問参拝しました。
近鉄奈良駅を挟んで猿沢の池近くに南市恵毘須神社も鎮座しています。
戸が閉まっていたのですが、施錠されていなかったので境内で参拝することが出来ましたし、由緒書きも読めました。

『由来
北市春日講・北市恵比須社社は寿永元年に住民三十文持寄結成され、今日まで八百年の永きに亘り、祖先の意志を相務め、此度、宗教法人・春日講北市恵比須神社を設立致しました。
主なる変遷
寿永元年(1182) 北市町弐番地鎮座
天保元年(1829) 同拾弐番地
明治拾八年(1885) 同五拾壱番地
代表名義人 松田米吉
大正八年(1919) 代表名義人 鈴木奈良市
山本吉太郎
田村米蔵
昭和五十七年(1982)九月三日
宗教法人春日講北市恵比須神社設立
代表者 石田雄彦
他 二十七名
昭和五十七年(1982)十月十五日』
※ 境内掲示より
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私としては「恵比須神社」がこれほどの数が鎮座している事に少しばかり驚きです。
大阪では「商売繁昌で笹持って来い。」との掛け声から、商売人のお参りする神社であると思っていたのですが、こちらの祭りはどうなのか興味津々です。