
奈良県奈良市油阪町にある「日蓮宗 光写山 蓮長寺」です。
「日蓮宗」は、ほとんどなじみが無いのですが、河内周辺の雰囲気とは全く異なるような気がします。
熱心な信仰篤い方が良く集まっているという印象があったのですが、河内を離れると静かな雰囲気のお寺が多いような気がします。
外陣の天井画は見事なもので驚きました。

『重要文化財
蓮長寺本堂
一棟 承応二年(1635)
昭和六十三年一月十三日指定
蓮長寺は、もと三論宗に属し、応仁二年(1468)に日蓮宗に改宗したとされます。
その後火災にありましたが、十七世紀中期に再興され、以来、蓮長寺と称しています。
本堂は、吹放しの外陣の奥に、脇陣・後陣で三方を囲った内陣を配し、内陣の正面や側面に蔀戸や中敷居(床より高い敷居)を入れて結界としています。
日蓮宗本堂の通例に従った基準的作例で施工や材料も優れています。
また、極彩色の天井画や文様を、内部だけでなく外気に面する外陣にも描き、堂全体を華やかに飾る点に特徴があります。
江戸時代前期の日蓮宗本堂の代表的遺構として、国により重要文化財に指定されています。
奈良市教育委員会』
※ 境内掲示より
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道路を挟んだ南側は先日散策したのですが、北側のお寺は凄いなと思っていました。
直ぐ西の西方寺も興味津々でしたが、油阪は子供の頃に駅があったのですが、この辺りから近鉄奈良線が地下に潜った時に無くなりました。
観光地と化した駅から東とは少しばかり雰囲気が異なります。
奈良と京都の商売人にはあまり良くない印象しかないので散策しか興味ありません。