
奈良県桜井市大西にある「帝釈堂」です。
市杵島神社を訪問しようとやってきたのですが、参道入り口が解らずに、堤防の素戔嗚神社へ辿り着くと境内鳥居脇の遊具のある公園の一角にお堂がありました。
訪問時は名称も解らなかったのですがネットに以下の情報がありました。
『昔帝釈堂にお住まいの庵主さんが火事で無くなられたその供養の為に団子を供え供養されるようになったと伝わっています。ご婦人による帝釈講が営まれています。』ということです。
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更に桜井市のHPでは『「磯城郡誌」によると、豊田は古来初瀬川岸辺の「古屋敷」にあり「東良」と称したが、水害を避けるため現在の地に移転したと伝えられます。豊田にある西福寺は宝暦13年(1763)の創建です。
「古屋敷〈中世の固有地名は『綱懸』〉」は、春分と秋分の日に三輪山山頂から日が昇り、初瀬川の水と交差する「日読みの地」です。
大西と江包のお綱祭は、中世に大西帝釈堂で催された正月の修正会の折に、「綱懸」などに掛けられた勧請掛けが始まりであると考えられています。』ということです。
解って嬉しく思います。