
奈良県奈良市阪原町にある「阿弥陀如来立像〔磨崖仏〕」です。
私は集落の奥にある長尾神社を探しながら運転していたので気づきませんでしたが、助手席の妻が石仏があったと言ってくれたので戻ってきました。
『阿弥陀如来立像
白砂川の川向いにあるおおきな自然石の中央を長方形に削り、その中に刻まれているのがこの尊像で高さ90cm。
慈悲深い童子さながらのお姿は、まこと極楽浄土にふさわしい尊像である。
文和五年(1366)の銘がある。』
※ 境内掲示より
![]() |
![]() |
---|
私は磨崖仏の魅力に圧倒されているのですが、これはかなりの秀作であると思います。
道具も満足に手に入らなかった時代にこれだけのものを岩から掘り出すなんて驚きです。