
奈良県宇陀市榛原戒場にある「戒場神社」です。
隣接してというか同一境内に戒長寺があります。
石段の地図記号を見てお腹を凹ませて少しはやせるかな、なんて悲しい現実と向かい合わなければなりません。
それにしても大満足の訪問となりました。

国土地理院の地形図には戒長寺の表記はありましたが、神社の表記はありません。
紙媒体は最近は更改も行われていないのですが、古くから存在する神社が記入されているのには少しばかり驚きます。
始めてやってきたのですが、相当標高は高そうです。
近鉄大阪線の榛原駅周辺が最も寒いとあちらこちらで聞かされます。
そう遠くないこの地も寒そうです。
天気が良くて良かったです。

『奈良県指定天然記念物
戒場神社のホオノキの巨樹
ホオノキは、モクレン科に属す日本特産の植物で、古くは、ホオガシワと呼ばれた。
温帯に分布する落葉喬木で、北海道以南の地方では、標高600m地帯に分布する場合が多い。
葉は、長さ35cm、幅23cm前後と大きく、芳香もある。
材は質が均一で美しく、比較的軟らかい。
戒場神社のホオノキは、目通り6.2mに及ぶ巨樹老木で、おそらく三百年以上の樹齢のもので、この種類の植物としては貴重な存在である。
昭和五十三年三月二十八日
奈良市教育委員会
宇陀市教育委員会』
※ 境内掲示より
また参拝したくなりました。