
奈良県橿原市上飛騨町にある「史跡 藤原京朱雀大路跡〔藤原京〕」です。
八幡神社から北へ進んでくるとこの朱雀大路跡の脇の道路に出てきました。
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『史跡 藤原京朱雀大路跡
指定年月日 昭和五十三年十月四日
ここは、藤原京の中央街路朱雀大路跡です。
ここから北200mのところに藤原京の正面玄関(朱雀門)があります。
その門から南にのびる道が朱雀大路です。
昭和五十一年発掘調査が行われ路面幅十九メートルで、両側に幅約四メートルの溝をともなう大路であることがわかりました。
芝生を張っているところが路面でバラスを敷き両側を石積みしているところが側溝です。
朱雀大路は京内を碁盤目状に走る街路の中でもっとも広いものです。
この大路は、ここからさらにまっすぐ南に日高山をこえ飛鳥川をわたって、京の表玄関(羅城門)まで1.5キロメートルもつづいていたと推定されます。
朱雀大路は正月元旦の儀式や外国使節を迎える際の五色など、国家的行事につかわれました。
昭和五十七年三月
橿原市教育委員会』
※ 境内掲示より
あまり歴史に出てくることがないような説明でしたが、この場所の重要性は揺るぎないものなのでしょう。