
前回お参りした時には全く気がつきませんでした。
参拝に慣れた方が先導して大勢の方がお経を唱えていました。
正しい参拝の仕方なのでしょうか。

『普門院 不動堂
本尊
重要文化財(旧甲種國寶)興教大師 一刀三禮御作 藤原時代(平安後期)
不動明王坐像
御法量
身長(坐)二尺七寸 光背高 四尺三寸五分
臺座高(瑟々座)一尺五寸二分
當堂安置の不動明王は今を去ること凡そ八百五十年前鳥羽上皇の御叡信を受けて高野山金剛峯寺の座主となり
更に紀伊國岩手庄に根来山大傳法院を創立して真言宗新義派豊山派並に智山派の宗祖と仰がれる興教大師覚鑁上人が信貴山毘沙門天に参籠の砌、その御霊告を蒙って御衣木を感得し一刀三禮して刻まれた尊像であります。
永く三輪山坐大神神社の供僧寺である平等寺に祀れて来たのであります。
明治維新の廃仏毀釈の法難に遭って平等寺が廃寺となったので、一時御本山釜口山長岳寺に移されましたが、當時、普門院住職であった丸山貫長●●を懇望し、檀信徒拠出の浄財金参拾圓を同寺に納め明治八年當堂本尊として迎えました。
稀代の名作として明治四十一年四月甲種國寶に指定せられましたが、昭和二十五年文化財保護法の制定に伴って称号が改って今日に至ってゐます。
不動明王は大日如来の教令輪身として念怒の姿を現して現れますが、此は内秘慈悲外現念怒として佛の後に随まぬる強情な衆生をあわれむ御心の現れであります。
右手の寶剣は三毒の惑障として衆生の心中に巣食って善掟の妨害げとなる貪(むさぼる)、瞋(いかる)、癡(おろか)の迷を断ち
切ることを現す左手の羂索(ばわ)は言ふことを聞かない者をとらへて正しい道●き入れることを又光背の火炎は迦楼羅炎と●●一切の不浄煩悩を焼き盡すことを現して居るのであります。臺座は●●座と言って岩をったものであります。
不動明王には又奴僕(しもべ)三昧象と言ふ御本誓が有ます●信者や行者の為にはその下僕(めしつかひ)となって●かなる願望も叶rp>(へてやらうといふ廣天無邊な大慈悲●持主であります。
その御真言「ノウマクサマンダバサラダ●カン」一字明●成は●●「ノウマクサマンダバサラダンセンダマカロシャ●●ソハダキ」●●●●●●(慈救咒)を唱えて一心に祈念すれば七難即滅七福神●●何なる願いでも必ず成就するのであります。』
※ 境内掲示より
墨書が薄くなたら書き直して欲しいですね。
折角の智慧が無駄になります。