
奈良県奈良市月ヶ瀬尾山にある「高野山真言宗 尾勝山 真福寺」です。
月ヶ瀬の対岸は廻ったのですが「尾山」という地区は未開拓でした。
天満宮の説明書きにもあったのですが、
『姫若の梅
元弘二年(1331)後醍醐天皇が笠置山に遷幸されし折り、この地に難を避けるべく逃げる途中、生根尽き園生の森でたおれていたところを村人に助けられ、姫は村人に感謝し、真福寺の境内に梅の木を植え烏梅(染料の原料)の製法を教えたのが梅林の始まりとされる。』
※ 境内掲示より
という事が記されています。

『月ヶ瀬村指定文化財
真福寺本尊
木造地蔵菩薩立像
平安後期、藤原時代作、仏身90cm一木造で、奈良風を取り入れた定朝様式が感じられる秀作で、もとは金帛で塗られていたらしく、台や光背は江戸時代に補作され、今は全体が塗り替えられている。
厨子は桃山時代様式を伝えている。
月ヶ瀬村教育委員会
月ヶ瀬村文化財保護委員会』
※ 境内掲示より
「姫若の梅」は、古くも無いので写真を控えておきます。