
奈良県奈良市南田原に鎮座する「南田原磨崖仏」です。
奈良市横田町から南へ進んで来ました。
最近ファンになった磨崖仏がありました。
苔むしているので陽光があまりささないのか、湧水でもあって湿気が高い場所なのでしょうか。
私は苔生している雰囲気がこの身ですので最高です。
『奈良市指定文化財
南田原磨崖仏
平成二年四月十一日指定
阿弥陀如来像 像高 170㎝ 鎌倉時代
弥勒菩薩像 像高 168㎝ 鎌倉時代
六地蔵菩薩像 像高 27.5㎝ 室町時代
花崗岩の壁面中央に阿弥陀如来、むかって右に弥勒菩薩、左に六地蔵菩薩を刻んでいる。
阿弥陀如来は、丸彫りに近い立体感のある豊かな表現がみられ、刻銘から、元禄三年(1331)に東大寺の定詮が願主となり伊行恒がつくったことがわかる。
当時大和を中心に活躍した伊派の石工による優作として貴重である。
他の像は追刻されたもので、六地蔵菩薩に大永三年(1523)の銘がある。
平成十七年三月
奈良市教育委員会』
※ 境内掲示より
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いいですね。