
奈良県奈良市荻町に鎮座する「荻坐神社〔荻座神社〕」です。
毎回の事ですが、初めて訪問すると、土地勘もありませんし、周囲の景色は山に田畑では、ランドマークも殆どありません。
土地の形によって曲がりくねった道では、走行している方向も一定ではありませんし、カーナビ嫌いの私にはどちらの方向へ進んでいるのかも凡その方向しか解りません。
更に言えば神社の雰囲気も似通っていることが少なくないので判断に迷う事も少なくありません。

残念ながら由緒や所縁が記されたものが境内には見当たりませんので私には詳細は不明です。
しかし、どこの神社に行っても同じことしか言えないのですが、本当に綺麗に清掃されています。
驚嘆としか言い表せないのですが、よくもここまでと感心するばかりなのは間違いありません。

綺麗な本殿が並んでいます。
色鮮やかな彩色が興味深いのです。
大阪の神社は殆どが覆い屋に覆われていますが、古いままでどちらかと云えば彩色も剥がれてしまって年代が経ているということが注目されているという事でしょうか。
何方がという判断は難しいのですが、私は彩色を維持している方が良いような気がします。
古くすすけたものも価値が無いとは言いませんが、神仏は常にその状態を維持した方が良いような気がしています。
目に鮮やかな彩色にはかなりの魅力を感じます。