
奈良県天理市福住町に鎮座する「都祁氷室の旧跡〔福住中学校裏山〕」です。
此処に至るまでに氷室神社には辿り着いたのですが、「復元氷室」は2回の空振りをしています。
道路傍に「復元氷室」という道標を発見して探したのですが見当たりませんでした。
ようやく「氷室跡」に到着したのですが、少しばかり目的地とは違うようです。

『氷室跡
冬の厳寒期に池で氷を造り、それを切り出して、山に掘った穴に埋め、夏に彫り出し利用した。
この氷を貯蔵した穴を氷室という。
「日本書紀」に仁徳天皇六十二年の頃に「この福住に狩りに来た額田大仲彦皇子が氷室を発見し、その氷を持ち帰り天皇に献上した。
天皇は大変喜んで、以後、「この池の氷室から、天皇に氷を献上するようになった。」と記載されている。
その古代の氷室跡が、福住町で今も二十個近く残っていることが確認されている。
この氷室跡も福住に数多く残っている氷室跡の一箇所。
往時、この山裾に氷室を守るための神社があった。
現在、その場所は氷室神社の秋祭りの渡御の御旅所となっている。』
※ 境内掲示より
違ったようです。
ここのアクセス経路は少しばかり難しいです。