
奈良県奈良市柳生下町 に鎮座する「阿対の石仏」です。
柳生から笠置にむかう道筋の道路沿いの川に橋が架かっていて何やら千羽鶴のようなものが祠にあるのを発見しました。
駐車余地があったので、車を停めて訪問することが出来ました。
道路は狭いので気を付けてください。

『阿対の石仏
正面に彫られた阿弥陀如来は、流行病よけの願を聞いてくれるといわれ、現在でも多くの人達に信仰されています。
向って左側の地蔵菩薩は子供のない人が豆腐を供えると、思うままに授かるといわれ、子供が出来たときには、一千個のじゅずをつくり、お礼詣りをします。
右肩に「源祐」の銘があり、室町時代の作といわれています。』

『柳生の里
柳生の里の入口です。
近くに阿対の地蔵と通称するおおきな石仏がある。
子を授かるため古くから里人たちがお祈りしたと伝えられている。
素朴な野趣に満ちた柳生のみちである。』
笠置から柳生へ向かうハイキングコースにもなっています。
当初は「阿対の石仏」以外にも「阿対の地蔵」が存在すると思っていたのですが、よく読んでみると同じもののようです。