
寝屋川市河北中町の深北緑地公園内の「桜の園」です。
春休みの土曜日ということで大変な人出です。
なぜかこの緑地に到着したら曇って来ました。
雨にはならないと思いますが、桜の写真には晴れが似合います。

公園内に「深野池」というと、『太古の昔、かつて大阪湾が現在の大阪平野の奥深くまで入り込み、淀川水系、大和川水系で流される土砂が堆積して縮小し、淡水湖化して河内湖に、さらに縮小して江戸時代初期には二つの池となった。そのうち東にあったのが深野池である。
17世紀末時点の規模は、西は現在のJR住道駅から東側は野崎駅付近にかけての範囲、南は大東市御供田・南新田あたり、北は寝屋川市河北西町・河北中町までの広範囲にわたっていた。(ウィキペディア:Wikipedia)』

門真市の弁天池も「深野池」の残りとされているようですが、南には「新開池(東大阪市の鴻池新田周辺)」という池ができたのですが、それは別に説明します。
ということで、この深北緑地公園にある「深野池」は、河内湖の最後の湖底ということになるのでしょうか。
魚釣りをしている人もいますが、許可されているのでしょうか。

わざわざ集めて植えられている「桜の園」はなかなか見事なものです。
惜しむらくは、少し足の便が良くないということです。
最寄りの駅が、「四條畷駅」か「野崎駅」ということなのですが、最寄りというには結構な距離があります。
この深北緑地公園の周辺には新田開発が盛んに行われたという記録もあるようです。

周辺を何回か通過していたのですが、この中まで来たのは初めてです。
今回は写真撮影していませんが、深北緑地公園の外環状線沿いに植えられている桜の花が見事に咲き誇っていました。
桜の園よりもボリュームがあるかもしれません。
またの機会に再訪したいと思います。