
東大阪市上石切町の「四光地蔵尊と爪切地蔵尊」です。
「一番大師堂」と道をはさんで存在します。
近鉄奈良線の石切駅から東大阪市上石切町に鎮座する「石切神社上の宮」や生駒山頂への登山道というかハイキングコースの途中にありますが、駅からは直ぐです。

『爪切地蔵 石切町
この道は辻子越と呼ばれ河内から生駒山宝山寺に通じる重要な交通路であった。
この小堂にまつられている地蔵は花崗岩の自然石の面を平らにし、中央に地蔵菩薩の立像、左右下に十王の倚座像を線彫りにした珍しいもので室町時代ごろの作品であろう・
弘法大師が一夜に爪で刻んだという伝説がある。』

なるほど、道の筋向かいにある「一番大師堂」はやはり弘法大師と関係がありそうです。
さらに言えば、この爪切地蔵尊は、祠の狭い側に入らなければ見えませんので間違わないようにしてください。
辻子越は道沿いに昔から水車で粉引きなどをしていたという建物が復元されていたと記憶しています。

子供の頃に、辻子越から近鉄奈良線の生駒駅まで遠足やハイキングをしていたので数えられないくらいこの場所を通っているはずですが記憶の片隅にもありません。
不思議なものであると思います。
「生駒聖天 寳山寺」へは、2008年1月5日に訪問していますが、正月なのに汗まみれになったことを記憶しています。
歩くというのは健康にも良さそうです。
いや歩いて行けると言う事に感謝すべきなのでしょう。