
自宅からすぐの場所に桜の名所があるのを忘れていました。
大阪府東大阪市近鉄奈良線の河内永和駅(JR大阪ひがし線)と近鉄奈良線の河内小坂駅の間の大阪楠蔭大学より南から近鉄大阪線の長瀬駅を越えて金岡公園付近、近鉄大阪線久宝寺口駅付近と長瀬川と玉串川の分岐する八尾市二俣付近に桜が集まって植えられています。
私が長瀬川の記憶にある最も優雅で美しいのは桜の季節が終わり、長瀬川の川面が桜の花びらで埋め尽くされる季節です。

浄土宗 延命寺前の景色です。
桜の季節に訪問するのが良いのではとも思うのですが、長瀬川に沿ってツツジも植えられていて、徐々に育っています。
ツツジの季節には、桜の葉の新緑も楽しめます。
夏にはセミが騒々しく泣いていますが、数少ない子供にセミを取るように頼まれて取ってやると、「おっちゃん、あこにいてる」と次々に指図されて捕獲してやることになり、妻に大笑いされた事も記憶として残っています。

私の母校である菱屋西小学校横には、ベンチや藤棚があります。
柏原市で入れられた大鯉が下流に流されてきていて時期によってことなりますが、かなりの数の鯉が游いでいることがあります。
私は「麩」持参で、鯉の餌やりなどを楽しんでいます。
「食パン」は塩分が強いのでしょうか、最初は食べますが、徐々に食べなくなってしまいます。

通学路でしたが、私が通っていた頃は信じられない色の水が流れていて、遊んでいて長瀬川にはまると服に色がついてしまい選択しても取れなくなってしまいました。
私たち夫婦に子供が生まれて長瀬川の水も綺麗になった頃に今の場所に引越しをしてきましたが、その頃には雨などで奈良の大和郡山から流されてきたと思しき金魚が游いでいました。
息子は網を持って金魚すくいをして、学校で評判になっていたという時期もありました。
私たちの年代は、長瀬川は汚いとしか思っていなかったのも事実です。
今では柏原市安堂付近から第2寝屋川の合流地点まで遊歩道整備がほとんど完了しています。
散策には大変良い場所になったようです。
散歩や散策の一助となれば幸いであるとレポートをまとめています。