
枚方市野村南町にある「浄土宗 法楽寺」です。
枚方市野村南町に鎮座する春日神社にたどり着く前に水道工事をしていて通りにくかったのですが珍しく門を大きく開いているお寺があるので入って見ました。
なかなか立派なお寺です。

「圓光大師 河内霊場 第十五番」と書かれた札が門にかかっていました。
インターネットで確認したのですが、関係する情報は見当たりませんでした。
しかし、門が開いていたのは、この霊場であるということが一つの条件なのでしょうか。
このお寺なんとなくはでな「朱」や「赤」系の彩りが境内に散らばっています。

門前の道路が狭いのでうまく写真撮影できる位置がありません。
しかし、境内にはどこから集まってこられたのか、大量の地蔵さまがならんでおられます。
更に言えば境内はそんなに狭くもありません。
きちんと手入れされているのと、うまく配置されていますので納得のいくゆったり感があります。

交野市星田にある「西山浄土宗 慈光寺」にあった、「蓮弁形十三仏」の十三石仏とそっくりな石仏が地蔵像でしょうか、後ろにひっそりと立っていました。
「交野市ではこの場所にしかない」と説明されていましたが、枚方市には他にも存在しているのでしょうか。
ところで、「十三仏〔分離しました。〕」を調べてみました。
なんとなく、仏教の世界が垣間見れたような気がします。

それにしても、「三十三回忌」まで勤め上げようとすれば相当長生きする必要がありそうですが、最近では寿命が伸びた成果、「三十三回忌」までしている家庭も少なくないような気がします。
個人的にはお寺は葬式仏教から離れて、地域社会の子育てなどに貢献するような活動をしてほしいのですが、なかなか難しいようです。
「三十三回忌」まで勤め上げる家がある一方で「一周忌」どころか、最近は葬式当日に済ませてしまう「初七日」で終わりも増加しているのは残念なことであるかもしれません。