(話題、視点、論点)View halloo!!:狐狩りの時の「ほら出たぞー」という掛け声 【:2009年04月30日】







昨今のインターネット上のHTTPS接続の推奨等の動きは悪くないと思うのですが、不安を煽って必要のない閲覧のみのページも巻き込まれていくようです。

私も齢を重ねてまいりました。

寺社仏閣史跡等の訪問レポートを書き溜めているのですが、2022年まで溜まってしまいました。

この際、それまでに死亡すれば別ですが、2022年末をもってサイト閉鎖する決心を致しました。

ありがとうございました。


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大阪市都島区中野町 櫻宮


大阪市都島区中野町に鎮座する櫻宮(さくらのみや)です。

桜宮(さくらのみや)」ではなく旧字が良く似合うようです。

大阪市都島区には、都島神社(みやこじまじんじゃ)淀川神社(よどがわじんじゃ)の二社とここの三社しかなく、あとは大阪拘置所の南側に櫻宮(さくらのみや)御旅所(おたびしょ)があるだけです。

櫻宮(さくらのみや)

この神社は、もと東成郡野田村にありました。

元和六年(1620)の大和川洪水で社殿が流され、この近くに漂着したためその場所に社殿を再建しましたが、低地であったことから、宝歴六年(1756)あらためて現在地に移されました。

数度にわたる火災のため神宝・旧記等はすべてなくなりました。

明治四十年以降、兎我野町の若宮八幡神社(わかみやはちまんじんじゃ)、鯰江町の新喜多神社(しぎたじんじゃ)、毛馬町八幡大神宮(はちまんだいじんぐう)、善源寺町の産土神社(うぶすなじんじゃ)を合祀しました。

このあたりは、昔から桜の名所として知られており、明治十八年(1885)の大洪水により一度荒廃しましたが、その後大阪市により毛馬桜之宮公園として整備され、四季を通じて多くの市民に愛されています。』

と都島区の案内板に記されています。

拝殿前に封筒に入れられた由緒書きがありました。

『由緒書

旧東成郡野田村「小橋」櫻の馬場字「宮田」に氏神として奉斎せしが、創祀の地にして、豊臣氏桜を愛し、馬場に馬を進めて落花の下に勇壮なる流鏑馬(やぶさめ)式を行ひたりと云ふ。

斯くして慶長十八年冬再建せらしも、元和六年大和川の洪水により社殿流出して、中野村(現JR環状線「桜ノ宮駅」直下の地)に漂着、この地に祀しも、爾後寛文六年延宝二年の水禍に罹り、社域低地なりしを以って社地に適せず、城代の允許を得現在地に(此の地「神鳳抄」に摂津中野村厨にして伊勢神宮の旧由緒地なりと云う)遷座し給えり。

「宮田」に鎮祭の時代より大阪城守護社として豊臣氏・徳川氏の尊崇を享け、しばしば祈願供御の儀あり、惜しむらくは兵火洪水の難に遇い、神宝記録散逸せるを以って創祀の年代詳なにせず。

社地は淀川の清流に望み桜樹多陽春美観を極め、且つ東の方田園を隔てて遙に生駒飯盛諸峰の翠薫を見るを得べく、南方には豊公の遺跡「青湾」(湾の良水を太閤点茶の料となす)を祠前に推し、錦上又疑義(きんじょうまたぎぎ)として樹木参差の間に聳え、西北は近く殿江の清潭を狭み往古は泉布観・造幣局敷地に荘厳なる権現社あり、広き境内の桜と相対し自然の巧妙人工の雄偉皆眺望の裡に入りて霊地をして更に絶佳の境とみなし、しゅに殿堤の桜樹は明治十八年の洪水に淵と化して旧観を失なへりといえども、尚その数多くして而も皆老幹に春風一と度訪れ花将に口唇を開かんとするや、怱幾多の茶亭軒を連ね宴席を設けて観客を引き、鐘・太鼓ばやし等各様の見世物相競いて群集を招き、境内更に場所狭きに至る、名物「さくら団子」「木の芽和え」八百市岩國屋の「蓮飯(はすめし)」に美●を誘ひ、花既に爛漫たるに至らば香雲漠々として一堤を覆ひ艶姿清流に映じて美観極まりなく、江上には粋人赤毛せん・紅提灯の屋形船相ふくみ岸に上り、且つ塵埃を避けて船中に楽しむものあり、蓆座に瓢傾くもあり、「歌舞伎」「即興道化」するもあり、法界師右往左往に縫い廻り、境内堤上共に賽者郡列其の雑香[まこと]に名状すべからず。

花は東都の黒堤と並び称せされ、水の清きこと彼に勝れりと云う、しかのみならず菜種の候は付近の田園一面に黄金世界を展開し、遠近の青嵐みな雅趣を添えて文人墨客の来遊絶ゆることなく、中秋の観月には前流の銀波後堤の虫声両々相俟ちて秋興をして無限ならしめ、四時の佳景具わり●くせりと云うべし。

然る所昭和の初期までやや此の情景を呈せしも、爾来都市の発展に伴い、田園は宅地に工場にまた林立し煤煙に樹は育せず、更に昭和二十年六月七日戦災を被り、今は昔日の面影を止むるのみにして、大阪市は近く此の風致地区一円の保全に務め、市唯一の散策遊地として桜ノ宮公園に桜樹を移植して、名所の復活を企画中なりと云ふ。』

『【拝門前庭に】

浪速七不思議の一つに数え挙げられる「廻り回廊」と称す文化財に値する貴重なる建造物ありしも戦災のため惜しくも消失す。

【渡辺綱駒つなぎの大楠】

当宮氏地善源寺町御旅所(おたびしょ)に、武将渡辺綱駒つなぎし由緒正しき樹齢推定八百余年の稀に見る大楠種あり、昭和の当初大阪府が天然記念物保存法に則り、第一号を以って指定せらしも戦災の為枯死し、遺憾ながら指定を解かれ、現今幹と太枝を遺こし名木の名残りを停め、郷土史蹟の誇りを後世に伝ふる耳。』

なんとも、ふたつともないのがふしぎなのでしょうか。

櫻宮(さくらのみや)御旅所(おたびしょ)には以前に訪問していますが、なんとも奇妙な感じがします。


関連情報レポートリンク

【大阪市都島区 神社一覧】