
大東市野崎に鎮座する宝頭神社です。
前回、近鉄石切駅から山麓沿いに野崎観音(曹洞宗 福聚山慈眼寺)までハイキングがてら歩いてきた時に資料を整理していて、野崎駅の東側に「寳頭神社」という表示を発見していましたので、再挑戦ということで野崎駅付近から四條畷神社まで行ってみることにしたのですが、なかなか発見できませんでした。

生駒山中にも「寳頭神社」があり、寂れていましたが、なかなか雰囲気のある神社でしたので、こちらも少し期待して来たのですが、金網に囲まれていて鍵までかかっています。
いったいどうしたんだろうと思ってしまいました。駅からも近いのでもう少し立派な神社を想像していましたので他にもないかと探し回って疲れてしまいました。
発見するまではきちんとした神社だろうと想像していたのですが、大分異なっています。それにしても「御旅所」でもなさそうな雰囲気なのですが、神社としての位置づけははっきりしているのでしょうか。

小さな神社と言えば、いくつかありましたが、お詣りが出きるようになっていました。
この神社は南京錠がかかっているのでお詣りもできません。
その上、他の設備も完備されていません。
祠と鳥居のセットなのですが、本来の神社の起源はこの様なものであったのかなと考えてしまいます。
河内平野や大阪市内の神社は殆どが神殿は覆屋の中にありますし、拝殿が結構立派で、奈良県の剥き出しの神殿を望むスタイルとは異なっていました。
この神社は、神殿が剥き出しの奈良県スタイルとでも考えればよいのでしょうか。