
京都府津川市加茂町東小上にある「藪の中三尊磨崖仏(観音・地蔵・阿弥陀磨崖仏)」です。
以前に通った記憶を懸命にたどりながら周辺を考えていたら、何やら人が集まっているのに気づいて確認に来ました。
誰もいなければ気づかずに参拝できなかったと思います。
磨崖仏ファンの私としては大満足です。
最近、私は目鼻がしっかりと見えなくても表情があるように感じることが少なくないのですが、この三尊は綺麗なお顔が見えます。

『やぶの中三尊
十一面観音菩薩立像
地蔵菩薩立像
阿弥陀如来坐像
銘文 東小田原西谷浄土院 弘長二年(1262)
大工 橘安縄 小工 平貞末(1262)
正面に地蔵菩薩、向かって右に錫杖を持つ長谷型十一面観音。
左の岩には阿弥陀如来坐像。
銘文にある弘長二年は当尾の石仏にある年号銘中最古のもの。
加茂町観光協会
いづみ路観光協議会』
※ 境内掲示より
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素晴らしい磨崖仏です。