
京都府京都市下京区烏丸通七条上る常葉町に鎮座する「真宗本廟〔東本願寺〕〔公式HP〕」です。
西本願寺から東本願寺を経由して大谷祖廟にお参りしておこうと正月の三が日を避けてお詣りしました。
我が家は如何やら西本願寺系のようですが、末っ子の父の葬儀に来たのが息子の英語の先生で東本願寺で葬式をあげたので月参りも欠かさず来てもらっていました。
昨今は東西の区別は徐々に無くなりつつあるという事なのでそんなに気にしていません。

『東本願寺
真宗大谷派の本山で、真宗本廟といい西本願寺と区別して一般に東本願寺と呼ばれている。
本願寺は、文久九年(1272)宗祖親鸞のむすめ「覚信尼」が、東山大谷の地に仏堂を建て、親鸞の御影を安置した時にはじまるが、室町時代第八代「蓮如」の時代に教団は飛躍的に発展し、戦国時代には大きな勢力となって織田信長にも対抗した。
豊臣秀吉は、六条堀川の地に本願寺を再興し、ついで徳川家康は慶長七年(1602)この地を寄進し、第十二代教如が堂舎を建てて本寺がはじまった。
堂舎は、その後たびたび火災にあい、現在の建物はいずれも明治時代からの再建であるが、真宗寺院の典型的な様式と配置を示している。
親鸞の御影を安置する御影堂は阿弥陀堂よりも大きく造られて中心をなし、高さ三十八メートル、正面の幅七十六メートル、内部は九二七畳の大広間であり、竣工は明治二十八年である。
寺宝には親鸞直筆の教行信證(国宝)、祇本着色本願寺聖人伝絵(重文)等の文化財のほかに両堂再建に使われた「毛綱」等を多く蔵している。
京都市』
※ 境内掲示より

阿弥陀堂は屋根の葺き替え中だそうで、建物全体が覆われていました。
写真もピンボケが多いし、何度も参詣しても悪くないだろうし再訪問します。
京都市内の史跡や神社仏閣などを廻るのは大変そうです。
そう言えばブラジルからホームステイに来ていた時に彼らはレンタサイクルで廻っていたようですので、正月からもし利用できるのであれば利用してみます。
自転車で回るのであれば、夏よりも冬の方が少しばかり快適ではないかと思います。