
京都府相楽郡南山城村高尾三升に鎮座する「三升権現社」です。
相楽郡南山城村高尾木戸に鎮座する春日神社にも苦労したのですが、この神社はもっと苦労しました。
交差点のカーブミラーの近くに車を停めて、途方に暮れて車から降りて周囲を見回してみて初めて「三升権現社」と彫られた石標に気がつきました。

この神社は、神殿が無く巨石が祀られていました。
磐座ということでしょうか。
初期の神道には森羅万象に八百万の神が宿っているようなのでこの位置にあるこのような石に神秘性を感じ取って祀ったという事でしょうか。
それにしても樹木に覆われていなくて見つけたのでしょうか。
この急峻な坂を登り、この岩を発見したのであればなんとも素晴らしいことです。