
京都府相楽郡南山城村高尾木戸に鎮座する「春日神社」です。
この神社に辿り着くのに大変苦労しました。
境内に上がる坂道が月ヶ瀬桃香野方面から来ると逆方向になります。
更に鳥居などが見えないので民家か工場の入口のように思っていました。

『春日神社由緒記
御祭神
天児屋根命
天手力雄命

当社は、今を去る三百二十年の昔、南都春日神社より春日大神を勧請し、名張川の畔に御社を創り鎮め奉ったと伝えられている。
旧誌はないが元禄享保年間には祭儀が厳修されていたことは明白である。
高山ダム建設により、水没の運命に遭い、昭和四十二年現在地に移転され今日に到る。
春日神社 宮司 撰文
昭和六十一年十二月吉日』
※ 境内掲示より

なるほど、高山ダム建設の関係で移転したという事ですか。
実に解りにくい場所に鎮座していると思いました。
実は県道との接続点に磐座のように大岩が有り、水が岩を伝わっておち滝のようになっていたので、初めて来たときに写真を撮っています。
其の時にも此処に春日神社が鎮座している雰囲気は感じませんでした。