
滋賀県甲賀市信楽町上朝宮にある「浄土宗 朝宮山 誓光寺」です。
寺の境内への階段脇に三所神社の鳥居が立っていました。
アクセス経路を探していたので凄くラッキーです。
集落にあるので辿り着くのはそんなに難しくないのですが、山中にあると参道を発見するのにかなりの労力を費やすことがしばしばです。
立派な仏像があるらしいのですが、残念ながら拝むことはできませんでした。

『国指定重要文化財
木造十一面観音立像
上朝宮の高台に建つ誓光寺でまつられる像高 104.9cm の像。
当初の金箔が良く残り、丸い面相、小さめの目鼻立ち、胸の薄い体型、衣紋の浅い彫法など、定朝様を模範とした穏やかでまとまりのよい姿は、中央の優れた仏師の手になることを示し、十二世紀末に近い時期の作と考えられる。
平成五年(1993)の保存修理の際、本像を刻む前に、御衣木持という儀礼を行ったことを示す像内納入品が発見され、全国的にも稀有な事例であることから、平成十九年(2007)、像内納入品とともに重要文化財に指定された。
平成二十五年三月
甲賀市教育委員会』
※ 境内掲示より
![]() |
![]() |
---|
本尊の写真でもあると嬉しいのですが、悪さをする人が少なくないようで、お寺も大変なようです。
時々、賽銭箱が壊されているのに出くわすので残念でなりません。
心無い行為は身の破滅であると思うのですが、罰が当たっているのでしょうね。