
滋賀県蒲生郡日野町松尾にある「杉崎稲荷神社」です。
日野駅前から馬見岡綿向神社を目指して東へ進んできました。
日野水口グリーンバイパスのこの辺りが日野町であるということにはまったく気づいていませんでした。
「日野町ってどの辺り」なんて疑問は失礼千万で私が認識していなかっただけです。
日野水口グリーンバイパスは四十年も前から車で走っています。
通過していただけなんですね。

『杉崎稲荷神社
野畑稲荷とも称するこの稲荷神社は、その昔この森よりやや西北の畑地に大きな老杉があり、その幹の傍らに小祠に稲荷社が祀られていたのを、京都御所の女官をしていた伊藤ふさという婦人が、文政五年(1822)に現在地に社殿を建て稲荷大明神を遷座したものと伝えられる。
その頃この社近くに芝居小屋や芸妓置屋等があったという。
以来松尾町の人々の信仰に支えられて杉崎大明神なども境内に合祀されるようになった。
日野観光協会・日野公民館』
境内掲示より

日野水口グリーンバイパスから東へ入ったところで赤い鳥居を見つけました。
今回の訪問で少しばかり土地勘が養われたので次の訪問はもう少し計画的に回れそうな気がしますが、当初思い描いていた2、3回で十分かなという考えが甘かったことに気づきました。
ここに参拝していた時には全く考えもしていませんでした。
千本鳥居を模して参道には赤い鳥居が並んでいるのは稲荷神社特有の景観であると思うのですが、御利益があったのでしょうね。