
滋賀県甲賀市水口町泉にある「金刀比羅宮」です。
『金刀比羅宮
旧幕時代、横田川の渡しは年中橋を架けることは許されなかった。
そこで河水の少ない十月から二月までは水の流れているところに土橋をかけ、三月から九月までの七ヶ月は四艘の小舟で通行していた。
しかし、暗夜には方向が定まらず危険であった。
当社は私の安全のために村人が文政二年「常夜灯」の建立を発起し基金を募り文政五年八月に竣工すると同時に水上安全交通の神様である金刀比羅宮をこの場所に勘定し、渡しの安全を祈念したものと推察される。
平成七年三月吉日 大字 泉』
境内掲示より