
滋賀県犬上郡甲良町池寺に鎮座する「天台宗 西明寺」です。
国道307号線沿いに道路を挟んでお寺と鳥居が有るのが気になっていたのですが、通行量が少なかったので立ち寄りました。
少し遅かったので山王大宮神社に参拝して西明寺には次の機会にゆっくりと訪問したいと思います。
門が新築されているようですが、門の脇にあった焔魔堂は私の興味をそそる坐像が納まっていました。

『西明寺
当寺は天台宗寺院で承和元年(834)に三修上人が、仁明天皇の勅願により創建されたものである。
平安、鎌倉。室町の各時代を通じては祈願道場、修行道場として栄えていて山内には十七の諸堂、三百の僧房があったといわれている。
源頼朝が来寺して戦勝祈願をされたと伝えられている。
戦国時代に織田信長は比叡山を焼き打ちしてその直後に当寺も焼き打ちしたが、幸に国宝第一号指定の本堂、三重塔、ニ天門が火難を免れ現存しているのである。
江戸時代天海大僧正、公海大僧正の尽力により、望月越中守友閑が、祈願、修行道場として復興され現在に至っている。
建造物
本堂(瑠璃殿)……国宝
鎌倉時代の初期飛騨の匠が建立した純和風建築で釘を使用していないもので屋根は檜皮葺きで、かえるまた、格子模様等鎌倉の様式が保存されている。
三重塔……国宝
鎌倉時代後期飛騨の匠が建立した純和風建築で釘を使用していないもので屋根は檜皮葺きであり、総桧の建物である。
初層内部の壁画は巨勢派の画家が描いたもので堂内一面に、法華経の図解、大日如来の脇侍仏三十二菩薩、宝相華が、極彩色に画かれていて鎌倉時代の壁画としては国内唯一のものであるといわれている。(塔の高さ23.7m)
ニ天門……収容文化財
室町時代初期に建立レたもので柿葺きの八脚門である。』
境内掲示より

有名なお寺らしいのでゆっくりと参拝の時間が取れる時に参拝したいと思います。
怠りカトリック信者ですので、手を合わせて日々の生活のお礼を申し上げるだけですので失礼にならないように気は使っています。
仏像の芸術性に惚れていますので、拝めるのであればうれしいのですが、何となく参拝にお金を支払ってまでというのはあまり気が進みません。
いずれにしろ墓参りの途上にあるので、時間的な余裕を見てということになります。
良いものは良いということです。
お願いばかりは感心できません。