
滋賀県守山市金森町にある「金森湧水公園」です。
道路を挟んで「金神社」が鎮座しています。
水車もありますし、現在も水が湧きだしているように見えます。
最近は守山市はホタルが有名らしいのですが、あまり拘らずに自然に繁殖するようにならなければ環境が良くなったとは言えないのでしょうね。

『湧水池
遊水地の付近には、清流の生きものハリヨ・バイカモ・ゲンジボタルが棲んでいます。
ハリヨ
産卵期のオスは赤い婚姻色になり、氷河期から生き延びてきた絶滅危惧種です。
バイカモ
ハリヨと同じく水温が約15度の清流に生息し、梅の花に似ていることから梅花藻と呼ばれています。
天保七年(1836)の古地図です。(看板に表示)
金橋の池は常盤四郷(上寺・長束・穴村・北大萱)、石ノ塔の池は常盤八郷(芦浦・片岡・下寺・下物・津田江・志那中村・志那吉田・志那)と大門・横江、城の下の池と智信坊の池と鳥塚の池は山賀。森川原の湯元(水源地)でした。
「金森の湯は常盤十二郷を潤していた」(古老の話)だけでも五千五百反あります。』
境内掲示より
古地図には「金橋池・石の塔の池・城の下の池・智信坊の池・鳥塚の池」と記されています。
ところで「水源地」は「水源池」じゃないのかなんて思っているのですが、日本語は難しいですね。