
滋賀県守山市横江町に鎮座する「樹下神社」です。
土地不案内の守山市内を散策していたら、この周辺では珍しく樹々の間に何やら覆い屋のような建物と鳥居が見えたので参拝しました。
「木造獅子頭」の説明書きの立て看板が無ければこの神社の名称も解りませんでしたが、非常に幸運でした。
それにしても神社名も解らない時には困ってしまいます。

『草津市指定 有形文化財
木造獅子頭 一面
面髙 25.2
室町時代(1502)
指定年月日 昭和五十六年八月二十四日
面内に「勢州度曾郡外城田郷/野篠村八王子之御師子二頭 并 面二面也/願主昌喜」「文亀二年」他の朱漆銘がある。
それによればこの獅子頭は、文亀二年(1502)願主昌喜が尾張の「●●●松八郎●●」に依頼して作った獅子頭二頭、面二面のうちの一つで、伊勢国度会郡外城田郷(現三重県度会郡玉城町)に伝わったことが知られる。
面部は一材で肉取りし、内刳を施す。
下顎は別材で彫出し、ほぞにて面部に取付ける。
春日神社に伝来する理由はわからないが、銘文の体裁は整い、基準作例として貴重である。
草津市教育委員会』
境内掲示より

『祭神
天照大日霊命
素戔嗚尊
蛭子尊
樹下神社』
※ 境内掲示より
「木造獅子頭」の説明書きを読むと春日神社だと思っていたのですが、覆い屋の横の立て札を見ると樹下神社になっています。
どういうことでしょうか。