
滋賀県守山市金森町に鎮座する「金神社」です。
通りかかると神社と向かいに湧き水のある「金森湧水公園」があります。
守山市内には平地の割に意外と湧き水が存在しているようです。
なんと読めばよいのか戸惑っていたのですが、滋賀県神社庁で確認できました。

『金神社由緒
金神社(金大明神)
祭神 金山毘古神)
境内神社
日吉神社
祭神 大山咋命)
稲荷御崎神社
稲荷金高神社
祭神 宇賀御魂神)

金神社(金大明神)
益須寺を守り、全ての村の繁栄と安全を祈願するため、天武天皇の命令により、白鳳七年四月十三日に義観法師が大和国吉野金峰山から御霊をお迎えしてお祀りしたもと金大明神と称したが、明治の初期に金神社と改められた。
また、金森の地名は金大明神が江州益須郡に鎮座されたことから名付けられた。』
境内掲示より

滋賀県は奈良県と同様に集落ごとに神社が鎮座しているような気がします。
由緒書き等には合祀したなどと記されているのですが、平らな場所に水田地帯の中の集落には神様が鎮座する必要が有ったのでしょう。
いずれにしても、守山市は往古の交通の要衝であったことは間違いないと思うのですが、私のルーツになるのか多賀大社周辺や彦根城周辺とはかなり雰囲気が異なります。
子どもの頃に東海道線で大阪と彦根に通う間に見た車窓からの景色は水田地帯であった記憶があります。